【ドバイ(アラブ首長国連邦)2021年10月11日PR Newswire=共同通信JBN】
*カスタマイズされたMagnetic Bearing Centrifugal Chillerソリューションを中国パビリオンに設置
世界をリードする家庭用電気製品ブランドおよびスマートホームエコシステム建築業者のハイアールスマートホーム(Haier Smart Home)(以下ハイアールと表記、Shanghai: 600690)は、10月1日から始まった2020年ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)で同社のカスタマイズされたMagnetic Bearing Centrifugal Chillerシステム(以下システムと表記)によって世界の話題になった。このシステムは、今年の万博で最大のパビリオンの1つである「The Light of China」パビリオンで使用された。
ハイアール商用空調設備(Haier Commercial Air Conditioning)によって全面的にカスタマイズされたこのシステムは、Magnetic Bearing Centrifugal Chiller、IoTハブを通じた多様なコネクションを含む世界をリードする多数のテクノロジーを統合している。ハイアールの空調設備には、セルフコネクティビティー、セルフエネルギー節約、自動運転などの機能が含まれ、パビリオン内部の個別スペース向けに設計されたさまざまなソリューションを設置している。ハイアールの空調設備システムは、エネルギー消費を軽減しながらスペース全体をカバーすることを実現し、訪問者には涼しくて快適な第一印象を与えた。
ハイアールの商用空調設備は、効率的で安定した動作を維持し、気温が50℃まで上がる環境でも性能の劣化なしに動作するようシステムを改良した。ハイアール商用空調設備海外市場担当ゼネラルマネージャーであるZhan Jie氏は「ドバイの熱帯気候という独特の空調要件に応え、ハイアールは個別の気液分離機を追加して高い気温を緩和する。高い気温は、コンプレッサーの起動プロセス時に冷却液の衝撃に対して無防備な状態に置きかねない。さらに、圧縮システムは、さまざまな比率に対して高圧および低圧サイドの両方を備えており、ハイアールが特許を持つ高圧比率シャットダウン制御の機能はコンプレッサーベアリングを効果的に保護する」と語った。
このシステムは、ドバイ地元の水資源不足と海水の脱塩のために必要な独自の状況にも対処できるようにカスタマイズされている。システムは空冷を使用し、貴重な水資源を節約する。さらに、空調設備の内部構造は、カスタマイズされた高い静圧ダクトを装備し、ボールスパウトジェットは中国パビリオン全体のデザイン向けにカスタマイズされた。
ハイアール商用空調設備は、オープンエリア向けに気温と湿度の一定レベルを維持し、閉ざされた空間向けにカスタマイズされたフリークエンシーコンベンションによって動作することを確保するなど、カンフェレンス全体のさまざまな環境にこのシステムをさらに適合させた。熱交換器は空間が外気量基準を満たすことに寄与し、オフィスは健康な空気要件である30m3/h/personを実現する省エネソリューションを備える。
カーボンニュートラルへの世界的なトレンドに沿って、ハイアール商用空調設備は、炭素排出を軽減し、グリーンな会場スペースの発展をサポートするシステムを設計した。このシステムは、通常のセントラル空調システムと比較して、ドバイの高温という厳しい要件の下でもエネルギーおよび電力の必要性を半減する。
ハイアールスマートホームに関する詳細はウェブサイトhttps://smart-home.haier.com/en/ を参照。
ソース:Haier Smart Home