【パリ2021年10月5日PR Newswire=共同通信JBN】
*PRIIPs KID やSFDRリポートなどの投資家文書の作成と配布に向けた高機能の自動化・ワークフロープラットフォーム
金融サービス会社が法令による規制順守要件を満たすのを可能にするテクノロジー主導ソリューションを提供する大手レグテックプラットフォームのCompliance Solutions Strategies(CSS)は5日、Document Production Centre(文書作成センター)の発売を発表した。これはCSS独自のRegulatory Book of Record(RBOR、規制当局向け開示情報)による集中型データ管理を活用し、ファクトシート、目論見書、その他の主要文書の作成と配布のための高機能自動化プラットフォームである。
Document Production Centreプラットフォームは、UCITS KIID(譲渡可能証券の集団投資主要投資家情報文書)、PRIIPs KID(パッケージ型投資金融商品主要情報文書)、EU(欧州連合)のSustainable Finance Disclosure Regulation(SFDR、持続可能性関連金融開示規制)に盛り込まれているESG(環境・社会・ガバナンス)開示、その他追加的投資家文書の作成・配布プロセスの自動化、拡大、最適化を求めている投資運用会社にセルフサービスやマネジドサービス機能を提供する。
Document Production Centreは、ウェブレスポンシブでユーザー重視のインターフェースによって支えられた柔軟性のあるワークフロー、警告・翻訳機能、検査ツール、ダッシュボードを特徴とする高機能コンテンツ管理プラットフォームである。ソリューションは文書の算定と作成に必要とされるすべてのデータの検索、検証、正常化を管理するためにRBORを活用し、ファンドプラットフォームや第三者パートナーを通じて規制当局に文書を途切れなく直接提出することも可能にする。CSSはすでに、Document Production Centreを利用する市場で初のSFDR準拠文書の1つを作成するため、ティア1の世界的資産運用会社と提携関係を結んでいる。
CSSのDoug Morgan最高経営責任者(CEO)は「Document Production Centreの発売により、機関資産運用会社やファンド管理者、Mancos(運用会社)、保険会社にとっての完結したエンドツーエンドのファンド報告ソリューションを擁する世界クラスのレグテックソリューション・プロバイダーとしてのCSSの立場が強化される。2022年には、投資運用会社が文書作成・配布プロセスを拡大して自動化し、UCITSからPRIIPへの移行とレベル2のSFDR適用によって発生する複雑さに対応することが従来に増してより重要となろうとしている」と語った。
▽CSSについて
CSSは信頼されるグローバルなレグテックのパートナーであり、革新的なテクノロジー主導ソリューションを独自に組み合わせ、金融サービス会社が複雑で断片化されたグローバル規制空間を明確かつ戦略的にナビゲートすることをサポートする。同社のソリューションとサービスは、企業がコンプライアンスデータ、運用、テクノロジーを最適化しつつ規制の期限を守ることに役立つ。CSSは、ファンドリポート、取引リポート、投資監視、コンプライアンス管理、コンプライアンスサービス、マネジドサービスにまたがるグローバルなコンプライアンス分野の全領域をカバーし、RBOR(Regulatory Book of Record、規制当局向け開示情報)と呼ばれる規制データの戦略的管理に対する補完的かつ一元化されたアプローチを備えている。同社は現在、ヘッジファンド、従来型資産運用会社、およびティア1のバイサイドとセルサイドの組織を含むファンド管理者で構成される金融サービス分野で600を超えるソフトウエア顧客にサービスを提供している。CSSはニューヨーク、ロンドン、ダブリン、パリ、アムステルダム、ルクセンブルク、ストックホルムに顧客対応オフィスを置き、北米と欧州の両方で世界展開を維持している。CSSの詳細はwww.cssregtech.com を参照。
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