【ニューヨーク2021年6月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*市場での注文構築のための初の取引時間中コンプライアンス機能
金融サービス会社の規制コンプライアンス義務の要件を満たすことができるようにするテクノロジー主導ソリューションを提供する大手レグテックプラットフォーム、Compliance Solutions Strategies(CSS)は29日、ポジション(持ち高)リミット監視のための市場における初の取引前ソリューションの立ち上げを発表した。
資産運用会社は、絶えず変化する規制や取引所が課すリミットの調達における複雑さに起因する投資ポジションの正確かつタイムリーな監視の分野で、常に課題に直面している。CSSのPosition Limit Monitoring(ポジションリミット監視)ソリューションは、先物、オプション、その他デリバティブ商品に対し取引所および規制当局が課すポジションリミットの追跡を完全自動化する。同プラットフォームは、CFTC(商品先物取引委員会)とMiFID II(第2次金融商品市場指令)のリミットに加え、50を超える取引所で毎日ポジションリミットとアカウンタビリティーレベルを取得し、自動化テクノロジーと注文管理システムと直接統合するAPIを活用する。機関資産管理者およびヘッジファンドは取引前および取引後のポジションリミット監視機能により、取引日を通して完全に可視化された将来を見据えた投資戦略を構築することができる。
CSSはポジションリミットの取引前管理を含めることにより、ポジションリミット、株主開示のしきい値、機密性の高い業界規制、発行者の株式発行高データ要件を順守するための包括的でグローバルな投資監視サービスを投資管理業界に提供する世界クラスのレグテックソリューションプロバイダーとしての同社の立場が強化される。
CSSのRonan Brennan最高製品責任者は 「ポジションリミット監視はこれまで取引後ないし注文管理システム経由でしか行われてこなかった。また注文管理システムはこれらのポジションリミットをリアルタイムで監視したり、執行前に取引を調整するためには構築されてない。市場ではユニークなことに、CSSのPre-Trade for Position Limit Monitoringはフロントオフィスとポートフォリオマネジャーが注文を集め、関連するリミットに対し予測取引をチェックすることができる。これらの規制をリアルタイムで実装することで、企業は規制変更の一歩先を歩み、関連するリスクを軽減しつつ、投資機会を最大化することができる」と語った。
▽CSSについて
CSSは、信頼されるグローバルなレグテックのパートナーであり、革新的なテクノロジー主導ソリューションを独自に組み合わせ、金融サービス会社が複雑で断片化されたグローバル規制空間を明確かつ戦略的にナビゲートすることをサポートする。当社のソリューションとサービスは、企業がコンプライアンスデータ、運用、テクノロジーを最適化しつつ規制の期限を守ることに役立つ。CSSは、ファンドリポート、取引リポート、投資監視、コンプライアンス管理、コンプライアンスサービス、マネジドサービスにまたがる、グローバルなコンプライアンス分野の全領域をカバーし、RBOR(Regulatory Book of Record、規制当局向け開示情報)と呼ばれる規制データの戦略的管理に対する補完的かつ一元化されたアプローチを備えている。当社は現在、ヘッジファンド、従来型資産運用会社、およびティア1バイサイドおよびセルサイド組織を含むファンド管理者で構成される金融サービス分野で600を超えるソフトウエア顧客にサービスを提供している。CSSは、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、アムステルダム、ストックホルムに顧客対応オフィスを置き、北米と欧州の両方で世界展開を維持している。CSSの詳細な情報については、www.cssregtech.com を参照。
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