【台北2021年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】台湾文化部が開催する第12回Golden Comic Awards(GCA、金漫賞)は数日前に最終選考者を発表した。最終選考に残った25の傑出した台湾の漫画作品が漫画新人賞(Best New Talent)、クロスメディア応用賞(Best Cross-media Application)、漫画編集賞(Best Editor)、漫画政府賞(Government Comic Award)、年度漫画大賞(Comic of the Year)、金漫大賞(GCA Grand Prize)をかけて競い合う。また、ベテランの漫画アーティストRen Zhenghua氏は特別貢献賞(Special Contribution Award)を受賞した。
10月22日から、オンラインシリーズのGCA CONNECTION+が始まる。オンラインのテーマ別特別展では、約100のオリジナル台湾漫画を選ぶ。この没入的な双方向ウェブサイトを訪れて、台湾のオリジナル漫画のバイタリティーをみなさんに体験してほしい。
今年のGolden Comic Awardsへの登録は熱気を帯びたものだった。台湾文化部は、コンペティションに向けて合計226の作品が登録され、昨年より17%増加したと述べた。審査の結果、25作品が最終選考に残り、Ren Zhenghua氏は特別貢献賞を受賞した。Ren Zhenghua氏は1980年代に少女向け漫画で有名になった。同氏の代表作は「Sea of Devil」、「Ren Rou Bao Zi」、「Drawn to Life」、「Drawn to life 2」などである。その作品は人間性への洞察に満ちて娯楽的要素があり、若者世代が学ぶべきモデルになっている。
他の賞については、審査員によると今年の漫画新人賞の最終選考者は、そのスタイル、題材の選び方などが素晴らしい。漫画編集賞の最終選考者は、編集者が独自の見方で市場を探求する方法を示した。彼らはプロジェクトの最初の段階から最終的に完結するまで、作品の中核を明らかにして示すようクリエーターを導いた。クロスメディア応用賞の最終選考に残った作品は周辺機器と統合メディアを使い、オリジナル作品の世界観を豊かにしている。年度漫画大賞の最終審査に残った作品はそれぞれ多様で、多くのスタイルを示している。
台湾政府が漫画を振興してデータ翻訳にも貢献していることから、漫画政府賞が今年から新設された。クリエーターと民間団体が政府機関と協力し、台湾的な特徴を備えたオリジナル漫画の創出を奨励するのを目的としている。審査員は、この賞の最終選考者たちは古い固定概念を打ち破ると語った。これら作品は想像力に富み、クリエーティブで注目を集めるものだ。
台湾文化部によると、今年の年度漫画大賞の受賞者は6人である。また、各賞ともに受賞者がいる。また、金漫大賞の受賞者として年度漫画大賞の受賞者の中から1人が選ばれる。賞金総額は245万新台湾ドルで、受賞者リストは10月28日の授賞式で発表される。Golden Comic Awardsのオンラインシリーズは10月22日から開始。より詳しい情報はGCAのFacebookページ(https://www.facebook.com/GoldenComic/ )をフォロー。
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(画像説明:第12回Golden Comic Awardsのメインビジュアル(写真クレジット:TTV))