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Sasolが2021年6月30日終了の会計年度に堅調な業績を上げる

Sasol Limited
2021-08-19 04:08 1661

ヨハネスブルク, 2021年8月18日 /PRNewswire/ -- Sasolは、2021年6月30日に終了した会計年度に一連の堅調な業績を達成した。金利税引前利益(EBIT)は166億ランドで、前年度に比べ100%以上増加した。この業績は、COVID-19のパンデミックと悪天候の影響が続いているにもかかわらず、強力なコスト、運転資本、資本支出の実績によって支えられた。

ブレント原油と化学品の価格上昇の複合的な影響に支えられ、ランド/米ドルの為替レートの上昇により相殺されて、会計年度の下半期には顕著な粗利益の回復が記録された。

当社の収益は、以下の現金以外の調整による影響を受けており、その純額は154億ランドに上った。

  • 主に当社の長期為替レート見通しの調整、およびより長期にわたるガス調達コストの上昇に起因する287億ランドの純減損。
  • Air Separation Unitsなどの部門の事業処分による22億ランドの純利益。
  • 主にLCCP Base Chemicals事業の50%の持分の売却により、外貨換算準備金(FCTR)の実現(現金化)により34億ランドの利益。
  • 2020年6月に比べ、ランド/米ドルの終値為替レートが18%上昇したことによる金銭的資産および負債の換算による55億ラントの利益。
  • 金融商品およびデリバティブ契約の評価による23億ランドの利益。

 

 

Key metrics

2021

2020

Change %


Restated


EBIT/(LBIT) (R million)

16 619

(111 926)

>100

Adjusted EBITDA1(R million)

48 420

34 976

38

Headline earnings/(loss) (R million)

24 503

(7 106)

>100

Basic earnings/(loss) per share (Rand)

14,57

(148,49)

>100

Headline earnings/(loss) per share (Rand)

39,53

(11,50)

>100

Core headline earnings per share2 (Rand)

27,74

15,08

84

Dividend per share (Rand)




-  Interim (Rand)

-

-

-

-  Final (Rand)

-

-

-

 

 

1. 調整後EBITDAは、減価償却、償却、株式に基づく支払い、再測定項目、環境引当金の割引率の変更、すべての未実現換算損益、および当社のデリバティブおよびヘッジ活動のすべての未実現損益についてEBITを調整することによって計算される。われわれは、調整後EBITDAがグループの基礎となるキャッシュフロー実績の有用な指標であると確信している。ただし、これはIFRS(国際会計基準)で定義された用語ではなく、他の企業によって報告された同様のタイトルの指標と比較できない可能性がある。(調整済みEBITDAは、JSE限定上場要件の観点から見積財務情報を構成し、監査済み要約財務諸表の完全なセットに記載されている準備および見積財務情報のベースと併せて読む必要がある)。

2. コアHEPSは、ヘッドライン1株当たり利益を、非経常項目、有益な運用に到達し依然増加している重要な資本プロジェクト(40億ラントを超える)の収益損失、すべての換算損益(実現および未実現)、当社のデリバティブおよびヘッジ活動(実現および未実現)に関するすべての利益および損失、ならびにB-BBEE取引の実施に関する株式に基づく支払いと調整することにより計算される。期末のデリバティブの評価に関連する調整は、これらの商品が報告日にフォワードカーブおよびその他の市場要因を使用して評価され、期間ごとに変動する可能性があるため、収益からボラティリティを取り除くことである。コアヘッドラインの収益は、グループの持続可能な経営成績の有用な指標であると考えている。 (コアHEPSは、JSE限定上場要件(Limited Listings Requirements)の観点から見積財務情報を構成し、監査済み要約財務諸表の完全なセットに記載されている準備および見積財務情報のベースと併せて読む必要がある。)

 

 

Net asset value

2021

2020

Change %


Restated


Total assets (R million)

360 743

474 535

-24

Total liabilities (R million)

208 272

318 618

53

Total equity (R million)

152 471

155 917

-2

 

 

 

Turnover


EBIT/(LBIT)

2020

2021


2021

2020





Restated

R million

R million


R million

R million



Energy business



19 981

21 704

Mining

3 227

2 756

12 419

10 990

Gas

6 656

5 527

62 553

60 649

Fuels

(18 170)

(11 609)



Chemicals business



54 310

60 597

Africa

6 957

(17 035)

28 809

29 360

America

8 116

(77 556)

39 989

46 038

Eurasia

4 680

(894)

30

26

Corporate Centre

5 153

(13 115)

218 001

229 364

Group performance

16 619

(111 926)

(27 634)

(27 454)

Intersegmental turnover


190 367

201 910

External turnover


 

▽バランスシート管理

営業活動による現金収入は前年比6%増の451億ランド。これは資産処分計画と合わせて、約810億ランドの返済を可能にした。返済にはランド建て銀行債務の約40億ランドが含まれる。

設備投資実績は2020年全体の352億ランドに対して164億ランド。資産統合性と安全に妥協せず、最適なリスク管理重視の結果として、設備投資の減額は慎重に行われた。

2021年6月30日時点のEBITDAに対する純債務の比率は、リボルビング信用ファシリティー(RCF)とドル建てタームローンの財務制限条項の定義に基づくと1.5倍で、合意済みの上限を大きく下回った。この比率は新債務EBITDA目標水準を達成したが、債務比率と債務の絶対水準をさらに下げる努力を続ける。これによって不透明なマクロ経済環境下でFuture Sasol戦略に取り組む貴重な財務柔軟性が生じる。当社の目標は投資等級レベルの回復へ向けて財務諸表の数値を整えていくことに変わりはない。

この年に発行した社債は15億ドル(214億ランド)で、ニューヨーク証券取引所へ上場した。2021年6月30日時点の債務総額は、2020年6月30日の1897億ランドに対して1029億ランドだった。年内の資産処分で得た資金を活用し、米ドル建てシンジケートローンや、 RCFとタームローンの一部を返済し、米ドル建て債務を760億ランド(50億ドル)削減した。

ギアリング(債務比率)は2020年6月30日の117.0%から2021年6月30日には61.5%に低下した。これは主に米ドル建て債務の返済とランド・米ドル相場の堅調な値引きのためだった。

2021年6月30日の流動性ヘッドルーム(余裕枠)は840億ランド(59億ドル)で、流動性を10億ドル以上に保つという見通しを上回り、当社が集中管理態勢を進める中で、利用できるランドと米ドル建て資金が好転した。今後は10億ドルの社債が満期になる2022年11月まで多額の債務返済期限はない。

当社は金融リスク管理枠組みに沿って、外貨や原油、エタンの投資に対するヘッジでかなりの前進を続けている。2022年向けの全石油投資のヘッジに成功し、債務水準を下げる将来のキャッシュフローの確実性を高め、Future Sasol戦略の実行が可能になった。オープンなヘッジポジションについての詳細はAnalyst Book(www.sasol.com )を参照。

▽配当

配当の回復は主要優先事項ではあるが、マクロ経済の高い不確実性に鑑み、取締役会はこの段階で配当を公表しないことが賢明であると判断する。

▽取締役人事異動

2021年2月22日の中間決算発表後に行われた取締役の人事異動は以下の通り。

S Subramoney氏が2021年3月1日付で社外非常勤取締役兼監査委員会委員に指名された。C Beggs社外非常勤取締役兼監査委員会委員長の2021年8月31日付退任に伴い、GMB Kennealy氏の2021年9月1日付の社外非常勤取締役兼監査委員会委員長の指名も発表された。

P Victor氏は2022年6月30日に最高財務責任者(CFO)およびSasol Limited執行取締役を退任すると会社側に伝えた。H Rossouw氏がVictor氏を後継する CFO兼Sasol執行取締役に指名されている。H Rossouw氏は2022年4月4日にSasolへ入社し、2022年7月1日に執行取締役兼CFOとしてVictor氏と交代する。

▽ショートフォーム・ステートメント

この発表は取締役の責任である。このショートフォーム発表の情報は、見通しがベースとする財務情報を含め、Sasol Limitedの外部監査法人によって監査ないし公表されたものではない。この発表の決算数字は監査済み財務決算から正確に抜き出している。監査済み財務決算はグループの監査法人であるPwCによって監査され、PwCは修正していない意見を述べている。「子会社の不動産、工場、機器、投資の減損評価」に関する主要監査事項はPwCの独立監査報告に示されている。この発表は、IAS第34号「中間財務報告」の16A項(j)に準拠する情報を含まない。発表全文に含まれる情報の要約に過ぎず、全文もしくは完全な詳細を含んでいない。いかなる投資決定も、JSE link経由で2021年8月16日にSENSで発表された全文にある情報を考慮すべきである。全文と21年度監査済み財務決算は監査法人報告に含まれ、当社のウエブサイト(https://www.sasol.com/investor-centre/financial-reporting/annual-integrated-reporting-set )で入手できる。

▽キャピタル・マーケット・デー

SasolのFleetwood Grobler社長兼最高経営責任者(CEO)は経営幹部チームとともに、2021年9月22日(水)12時(南アフリカ時間)にQ&Aセッションを含むキャピタル・マーケット・デーをバーチャルで開催する。

Sasolの長期戦略の最新情報や、2050年までの移行経路を含むサステイナビリティー構想を提供するバーチャルな2021年キャピタル・マーケット・デーに参加されたい。

テーマと参加者の詳細はイベントが近づけば提供する。質問は(investor.relations@sasol.com  もしくは電話 +27 10 344 9280)まで。

▽編集者注

録音済みプレゼンテーションは以下のリンクは以下のリンクまで。

https://www.corpcam.com/Sasol16082021 

JSE linkは以下まで。

https://senspdf.jse.co.za/documents/2021/JSE/ISSE/SOL/FY21Result.pdf 

 

社長兼、CEO、最高財務責任者は2021年8月16日15時(南アフリカ時間)、ウエブキャストで電話会談を開き、決算について討議し、事業の最新情報を明らかにする。

ライブ電話会議のリンクは。

https://www.corpcam.com/Sasol16082021Q 

▽電話会議の詳細

2021年8月16日(月)    時間

南アフリカ               15:00

英国                     13:00

米国(東部標準時)       08:00

 

▽問い合わせ先

Matebello Motloung

Manager: Group Media Relations

Direct telephone: +27 (0) 10 344 9256

Mobile: +27 (0) 82 773 9457

matebello.motloung@sasol.com

 

Alex Anderson

Senior Manager: Group External Communication

Direct telephone: +27 (0) 10 344 6509

Mobile: +27 (0) 71 600 9605

alex.anderson@sasol.com

 

 

ソース: Sasol Limited
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