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EDM Councilリポートで製薬/ライフサイエンスのデータ管理プラクティスの主要な進展が明らかに

EDM Council
2021-07-30 21:56 1658

【ニューヨーク、アーヘン(ドイツ)2021年7月29日PR Newswire=共同通信JBN】

*EDMC、OSTHUS、PwC Strategy&による最新のベンチマークリポートは世界の製薬企業上位10社中7社の情報を含む

データマネジメントとアナリティクスの業界横断的な取引団体であるEDM CouncilはOSTHUS、PwCのグローバル戦略コンサルティング部門であるStrategy&と共に、製薬/ライフサイエンス業界の2021年EDM Council Global Data Management Benchmark Survey(EDM Councilグローバルデータ管理ベンチマーク調査)を発表した。この調査には、世界の製薬企業上位10社のうち7社を含む20社以上の製薬/ライフサイエンス企業が参加した。

調査結果は、企業がデータ管理のケイパビリティーを理解し、高度アナリティクス、人工知能、データ倫理、データプライバシー、デジタルトランスフォーメーション、機械学習、法規制順守でイニシアチブを成功させるのに役立つ貴重なインサイトを提供する。製薬/ライフサイエンス業界は近年、データ管理プラクティスにおいて急速に進化しており、今年のベンチマーク調査では最新の動向を詳しく調べている。調査対象の企業の85%はグローバルな範囲のアナリティクスプログラムを持ち、その66%は過去3年間に確立されたものである。

これまでのベンチマーク調査―最近のものでは2020年Global Data Management Benchmark Report(2020 Global Data Management Benchmark Report )―と同様に、今回の調査は企業のデータ管理プログラムを構築し評価するための重要な要素を提供するEDM CouncilのDCAM(C)―Data Management Capability Assessment Model(データ管理ケイパビリティー評価モデル)―を使用して実施された。DCAMは2020年に新たなデータアナリティクス・コンポーネントを追加し、これは、組織がどのようにデータアナリティクス、AI、MLの各プログラムをサポートする必要があるかをガイドおよび評価する。

全体として、このリポートは、製薬/ライフサイエンス業界が以下の取り組みによってデータ管理を強化している現状を明らかにする:

  • データからビジネス価値を引き出すために最高データ責任者(CDO)職務を確立:75%がこの機能を確立しているが、多くの企業は昨年確立したばかりであり、多くは最高情報責任者(CIO)、最高執行責任者(COO)、またはラインオブビジネス(LOB)に直属する
  • 事業戦略の実行にアナリティクスを導入:製薬/ライフサイエンス企業の70%がアナリティクスの直接的な責任はCDOではなく事業部門にあると回答
  • データおよびアナリティクスを活用する自社能力の拡大に投資:回答企業の45%は、データとアナリティクスが研究開発に付加価値をもたらす最大の機会を持つと予測している

EDM CouncilのプレジデントであるJohn Bottega氏は「データアナリティクス、AI、機械学習の進展は、製薬/ライフサイエンス部門の進化に極めて重要な役割を果たしてきた。最新のリポートは、業界がこうしたリソースの活用においていかに高度化したか、また、データ管理のケイパビリティーを一層向上させるためにどのような機会が前途にあるかを示している」と語った。

OSTHUSのデータガバナンス・戦略担当シニアコンサルタントのAbhishek Prasad氏は「最新のデータ管理プラクティスは、製薬/ライフサイエンス部門ではまだ初期段階にあるが、このリポートは業界が大きな前進を遂げた部分と改善の余地がある部分を明らかにした」と述べた。

Strategy& GermanyのRalf Schoenfeldディレクターは「企業はデータリテラシーに関する従業員教育を一層重視しており、CDOは組織内でより大きな役割を果たし、命令系統は一層明確になりつつある。製薬/ライフサイエンス部門のデータ管理のベストプラクティスの見通しは極めて良好だ」と語った。

詳細な情報とリポート全文のダウンロードは以下を参照:https://edmcouncil.org/page/industrybenchmark

▽EDM Councilについて

EDM Councilは、ビジネスおよびオペレーションの最優先事項としてデータマネジメントおよびアナリティクスのプラクティスを向上させるために発足した世界規模の非営利団体である。Councilは、データの標準規格化、ベストプラクティス、総合的トレーニング、認定プログラムの策定および実装の有力な世界的提唱団体である。米州、EMEA、アジアの1万以上のデータ専門家を代表する世界250以上のメンバー組織を擁するEDM Councilは、極めて重要な組織機能としてデータマネジメントおよびアナリティクスにおける課題と進展をめぐりデータ専門家が交流、コミュニケーション、コラボレーションできる場を提供している。詳細はウェブサイトedmcouncil.org(edmcouncil.org )and follow us on LinkedIn (LinkedIn )およびTwitter(Twitter )を参照。

▽OSTHUSについて

OSTHUSは、ドイツのアーヘンに本社を置く多国籍デジタル研究開発(R&D)コンサルタント企業である。20年以上にわたり、ライフサイエンス業界のエグゼクティブチームと協力し、企業価値を推進するイノベーションの文化を導入してきた。世界の大手製薬会社上位20社のうち16社にデータイノベーションフレームワークが導入されている同社は、複雑なデータイニシアチブの市場投入までの時間を拡大しながら、コストを削減した確かな実績がある。同社は、データおよびIT戦略、データガバナンス、および高度アナリティクスの成功を追求するためにベンダーに依存しないアプローチを活用しようとする企業に実用的な方法論を提供する。詳細はウェブサイトosthus.com/(osthus.com/ )を参照し、LinkedIn(LinkedIn )、Twitter(Twitter )で同社のフォローを。

▽PwC Strategy&について

Strategy&は、顧客にとって最高の未来を実現することを支援できる唯一のグローバルな戦略コンサルティング企業である。その未来は、徹底的な差別化の上に成り立ち、顧客に完全に応じたテーラーメイドなものである。PwCの一員として、同社は日々、成長の核心となる勝利のシステムを構築している。Strategy&は、強力な先見性と、具体性の高いノウハウ、テクノロジー、規模とを融合させ、顧客が当初から、より優れた、より変革的な戦略を策定できるよう支援する。グローバルなプロフェッショナルサービスネットワークの一部で、唯一の大規模な戦略部門であるStrategy&は、顧客が目指すべき方向、そこに到達するために必要な選択と、それを実現させる方法を示すために、PwC全社の最前線チームに戦略的ケイパビリティーを組み込んでいる。その結果、可能性を捉えるために強力であり、その効果を確実にするために十分に実際的な真の戦略プロセスが実現する。それは組織が今日の変革を乗り越えることを支援し、明日を再定義する結果をもたらす戦略である。それはビジョンを現実に変える戦略である。戦略が現実のものになる。詳細はウェブサイトstrategyand.pwc.com/de/en.html( strategyand.pwc.com/de/en.html )を参照し、LinkedIn(LinkedIn ) 、Twitter(Twitter )で同社のフォローを。

ソース:EDM Council

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