東京, 2021年7月27日 /PRNewswire/ -- オリンピックの馬術競技はすでに首尾よく進行しており、明日の朝までには、すべての馬術選手が馬事公苑の歴史的な会場にある仮設住宅に落ち着き、障害馬術の最終グループが到着する予定だ。競走馬および出場選手が東京の気候下で最大限のパフォーマンスを発揮できるように、国際馬術連盟(FEI;International Federation for Equestrian Sports)と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)は、暑さと湿度に関する包括的な手順を導入した。
国際馬術連盟は、1996年のアトランタオリンピック開催前から、暑さや湿度が選手のパフォーマンスに与える影響を最小限に抑える取り組みを進めており、東京2020大会に向けた取り組みもその延長線上にある。
馬術競技の両会場で、競走馬のために実施している暑さ対策
· 馬事公苑と海の森公園(クロスカントリーコース)にはエアコン付きの厩舎を設置
· トレーニングや競技は、早朝や夕方(投光照明の下)に行う
· 東京2020大会の公式気象情報センターである気象庁と協力して、現在および予測される気象条件を常時モニタリング
· 温度、湿度、風速、日射角度、雲量(日射量)を考慮し、直射日光下での熱ストレスを測定する暑さ指数(湿球黒球温度:WBGT)を用いて、クロスカントリー開催中は15分ごとに会場の気象条件を常時モニタリング
· 世界を誇る獣医師チームによる馬の常時監視、複数の冷却施設(日陰テント、ミストファン、無制限の氷水、移動式冷却装置など)の設置
· トレーニングやウォーミングアップ、そして競技中の気象緩和のための特別プロトコル
· 赤外線カメラを使って作業中の馬を監視することで、5~10メートル離れた場所からでも体温を正確に推定することを可能
- 選手の邪魔にならずにモニタリングが可能
·
- 熱中症の危険性がある馬の早期発見が可能
·
- トレーニング中やウォーミングアップの間、そして競技前の急速な冷却など、適時の介入が可能
·
- クロスカントリーコース上で馬を停止させ、移動式冷却装置を持ち出して急速冷却(この移動式冷却装置は、アリーナで行われる競技やウォーミングアップ用のアリーナにも用意されている)
馬術競技の両会場で、出場選手のために実施している暑さ対策
· 選手と帯同者用の日陰、特別な冷却テント/エリア(ミストファンを含む)の提供
· 休憩時間、日陰、休憩所、水など関係者・ボランティアのための対策・施設
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