【シンガポール2021年7月19日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするデータ主導分析・ブランドコンサルティング企業カンター(Kantar)は19日、アジアの消費者にとっての持続可能性の意味を探る新たな調査の予備的結果を発表した。カンターの「Asia Sustainability Foundational Study(アジア持続可能性基本調査)」は、アジア地域の人々の懸念と優先事項を理解すべく、同地域の9カ国の1万人近い消費者にインタビューした。リポートに盛り込まれた調査結果のポイントは以下の通り。
先週のウェビナー(https://event.on24.com/eventRegistration/EventLobbyServlet?target=reg20.jsp&referrer=&eventid=3256361&sessionid=1&key=C934F675CE0E63449116B1528451EA28®Tag=&V2=false&sourcepage=register )で初公開された調査では、持続可能な消費者行動を常に阻害する3つの要因:コスト、快適さ、利便性を評価、これらが同地域での「価値と行動のギャップ」を生み出していることを明らかにした。同調査ではさらに、成功のための消費者中心の戦略づくりに役立つカンターの「Sustainability Framework(持続可能性フレームワーク)」を紹介している。これは、「矛と盾」手法を活用して、さまざまなカテゴリーのブランドが、注意を向けるべき場所、ブランドパーパスをローカライズして地域の消費者の不安に対処する方法、いかにして価値と行動のギャップを克服するイノベーションを起こすかを明らかにすることで、持続可能性問題に対する責任ある対処方法を理解しやすくするものである。
カンターのシンガポールにおける持続可能なトランスフォーメーション実行の責任者、Trezelene Chan氏は、調査結果を要約して、以下のように語った。
「アジアは成長段階にあり、世界で最も革新的な企業が集まっているため、商業的価値を生み出しつつ環境、社会問題に取り組める大きな潜在力がある。消費者は社会的、環境的目的を持ったブランドを求めており、マーケティングの観点から目的は不可欠で、消費者の選択を後押ししているのは持続可能性だ。当社の調査は、持続可能性問題にローカルなアプローチを取ることの重要性を示している。企業の目的は世界共通であるべきだが、それを実行に移すには、各市場に存在する不安を考慮する必要がある。この種の調査としては最大の本調査により、各国の消費者が最も関心のある持続可能性問題は何か、そしてそれを消費者のカテゴリーに応じてどう実行に移していくべきかを初めて明らかにすることができた」
9つの市場(シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、日本、韓国)を対象とするカンターのAsia Sustainability Foundational Study 2021は、アジア人が重視しているもの、そしてブランドが持続可能性の旅をナビゲートするにはどこで役割を果たすべきなのかを気付かせてくれる最新の調査結果を提供している。同リポートやウェビナーのオンデマンド版の詳細については、https://www.kantar.com/campaigns/apac-foundational-study を参照。
▽調査について
9つの市場を対象としたカンターのAsia Sustainability Foundation Study 2021は、アジア人が重視しているもの、そしてブランドが持続可能性の旅をナビゲートするにはどこで役割を果たすべきなのかを気付かせてくれる最新の調査結果を提供している。同リポートやウェビナーのオンデマンド版の詳細については、https://www.kantar.com/campaigns/apac-foundational-study を参照。
▽カンターについて
カンター(Kantar)は、世界をリードするエビデンスに基づくインサイト・コンサルティング企業である。当社は、90を超える市場で人々がグローバルにそしてローカルに、いかに考え、感じ、行動するかを、完全、ユニーク、かつバランス良く分析している。従業員の深い専門知識、データリソースとベンチマーク、革新的な分析と技術を組み合わせることで、当社は顧客が人々を理解する手助けをし、成長を促している。
ソース:Kantar