【ジュネーブ2021年7月5日PR Newswire=共同通信JBN】あす7月6日、世界中の17万人以上の学生がInternational Baccalaureate(IB、国際バカロレア)の Diploma Programme(DP、ディプロマプログラム)、およびCareer-related Programme(CP、キャリア関連プログラム)の2021年5月試験セッションの結果を受け取る。
IBは、このCOVID-19パンデミックに耐え、それを乗り越えてこのマイルストーンに到達したディプロマプログラムとキャリア関連プログラムの新たな卒業生を大変誇りに思う。これは、IBコミュニティーの確固たる取り組みとサポートなしには達成できなかったであろう。
国際バカロレアのOlli-Pekka Heinonen事務局長は次のように語った:
「過去18カ月は、COVID-19がわれわれが当たり前のことと思っていたものの多くを覆し、弱体化させたことで、世界中の学生、教師、学校にとって極めて困難なものであった。私は彼らの精神と、われわれの共通の使命であるより良い世界のための教育への献身に敬意を表する。
今年のIBの重要な責任は、大学や高等教育への出願を含め、学生がパンデミックにより不利益を被らないよう保証することであった。今夏の試験セッションに関しわれわれが行った多くの変更は、学生が学習の極めて困難な状況の影響を受けないように保証するための取り組みの一環である。
われわれはCOVID-19により教育システム全体にかかっているプレッシャーを理解しており、この困難な時期を乗り越えてきたことで、われわれは大学を含むすべてのパートナーに対し、そのサポートと理解に感謝したい。
今年のIBの優先事項は、学生が受験して合格したか、非試験のルートで評価されたかに関係なく、COVID-19による世界的な混乱を受けて、学生に進歩するための平等の機会を提供することであった。われわれはパンデミックが生徒に与える影響を慎重に検討した。
IBチームは定期的に教育者らと協議し、最も困難な状況での業務をサポートするための更新情報や情報を確実に受け取れるようにしている。また、ローカルな状況、規制、およびCOVID-19が学生に与える影響に関して、世界中の政府の規制当局者と協力した。
2つの方策のどちらがローカルな事情に最適であるかを判断するために学校に対して調査を行った。すなわち、安全に実施することが可能なところでは筆記試験、またはそれが不可能なところでは、内部評価コースワーク(授業)と教師の予測による成績の組み合わせを使用した非試験のルートである。
IB Heads Councilは、2021年の二重ルートのシステムを採用する決定について、次のように述べた。「われわれは、2021年5月の試験セッションへのIBのアプローチ(受験できる学校が行う)は、可能な限り最も公正な解決策であったと信じている。われわれはまた、試験を受けることができなかった学生に結果を振り分けるための非試験ルートは、公正で明確であり、彼らの成果と能力を反映する成績を配布することができたと信じている」
IBは、大学や各国教育省と密接に協力して、IB資格の認定を維持、奨励した。 COVID-19のパンデミックの期間中、IBは継続的な対話を続け、大学や各国省庁に対しウェビナーを含む定期的なアップデートを提供した。
世界中のさまざまな大学から支援のメッセージを受け取った。
「ウォーリック大学は、過去1年間に多くの学生が経験した混乱と不安に気を配っている。われわれは、2021年に授与されたIBの結果を、他の年と同じように喜んで受け入れることを確認する」-ウォーリック大学、英国
「コーネル大学は今年、さらに多くの新しいIB学生を迎えることを楽しみにしている。われわれは、COVIDの混乱の間、学生の安全と進歩に関するIBOの慎重かつ継続的な計画に従った。われわれは、IBの厳格さと適応された評価に自信を持っており、引き続きIBスコアを学生の準備の正確な指標として受け入れる方針である」-コーネル大学、米国
結果概要データ:
IBは、数週間以内に最初の暫定統計速報を発行する予定。 2021年5月の試験セッションの詳細は、以下を参照。
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