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ボアオ・アジアフォーラム第2回グローバル健康フォーラム:グローバルな健康システムの向上を促すためのイノベーションと協力を呼び掛け

Global Health Forum of Boao Forum for Asia
2021-06-21 18:56 634

【青島(中国)2021年6月21日PR Newswire=共同通信JBN】

*COVID-19ワクチンの国際協力に関する示唆に富んだ議論

青島で開かれたボアオ・アジアフォーラム第2回グローバル健康フォーラム(「GHF」)には、1500人以上の専門家、学者、政府の医療当局者、非政府組織および製薬会社の代表者が集まった。6月1日に開幕した4日間のフォーラムでは、「Health Beyond Health: In the Year of Sustainable Development 2030(健康を超えた健康:持続可能な開発目標達成年、2030年に向けて)」というテーマが取り上げられた。

ボアオ・アジアフォーラム第2回グローバル健康フォーラム:グローバルな健康システムの向上を促すためのイノベーションと協力を呼び掛け
ボアオ・アジアフォーラム第2回グローバル健康フォーラム:グローバルな健康システムの向上を促すためのイノベーションと協力を呼び掛け

新しいCOVID-19ワクチンの国際的な普及と利用は、グローバルな協力、国際的な調達基準と手続き、並びにグローバルな相互承認の観点から十分な議論が行われたトピックだった。GHF専門コンサルタントのWang Yu博士は、研究開発機関とメーカーに対し、データの完全性と網羅性に細心の注意を払い、世界保健機関(WHO)に倣った体系的アプローチを採用するよう求めた。

グローバルな利用に関してWang Yu博士は、COVID-19ワクチンのより幅広い普及には、国連事務局調達部(UNPD)と協力していくことが非常に重要だと考えている。Wang博士は、セッション2「あらゆる政策における健康―国連の持続可能な開発目標に関するフォーラム2021」で「ワクチンの国際的な配布と相互承認を実現するには、国連の許可や承認が必要となるため、ワクチンメーカーは国際的ビジョンを持ち、WHOの基準や要件に沿った各段階の手順を描く手はずを整えておく必要がある。そうすれば、グローバルな配布は大幅に円滑化されるだろう」と語った。

一方、セッション11「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ―COVID-19ワクチンの研究開発、入手のしやすさ、適正価格」では、中華人民共和国国家衛生健康委員会医療科学技術開発センターのZheng Zhongwei所長が、世界的なワクチン供給へのアクセスのしやすさについて、中国から提供された1325万回分のCOVID-19ワクチンに関するチリ保健省の調査データを報告した。

Zheng所長は「ワクチン接種から14日後の感染予防率は65.3%、入院予防率は87%、重症化予防率は90%、死亡予防率は86%であることが分かった」と語った。

例えば、中国のワクチンは現在、100を超える国々で条件付き販売が承認されており、今年は10億回分、2022年にはさらに多くの分量が提供できるようになる予定。ワクチンのサプライヤーCanSinoBIOは、物流、保管コストを減らすため、注射セットの代わりにワクチン在庫を輸出するよう販売方法も変えている。さらにCanSinoBIOは、現地のワクチン充填会社と協力して現場専門家を派遣し、ワクチン供給に求められる高い水準を満たす充填プロセスと基準の適正化に取り組んでいる。

協力とイノベーションを提唱するGHFでは、政策基準リーダー、企業の最高経営責任者(CEO)、医療・健康分野のオピニオンリーダーから、示唆に富む提案、成功した協力プロジェクト、有意義な教訓が披露された。さらに、サブフォーラムでは、現代の満たされていない健康ニーズ、新たな技術の進歩と限界、新たな医療サービスモデルなどのトピックが議論された。

詳細については、http://www.ghfbfa.cn を参照。

▽ボアオ・アジアフォーラム・グローバル健康フォーラムについて

ボアオ・アジアフォーラム・グローバル健康フォーラム(Global Health Forum of Boao Forum for Asia)は、政府、企業、高等教育機関をその特性と強みをベースに取りまとめ、健康分野におけるハイエンドな対話と実践的協力のための、高い代表性と権威を兼ね備えた包括的プラットフォームづくりを目指し、2018年に開始された。業界全体の英知の結集と学際的協力の促進を掲げ、大手医療業界の最先端領域や国境を越えた統合の動向に焦点を当てている。

ソース: Global Health Forum of Boao Forum for Asia