【青島（中国）2021年5月31日PR Newswire＝共同通信JBN】ボアオ・アジアフォーラム（Boao Forum for Asia、BFA）は2021年6月1日－4日、中国・青島のChina Railway Qingdao World Expo City Conference Centerで第2回Global Health Forum（グローバル健康フォーラム）を開催する。フォーラムは「Health for All（すべての人に健康を）」というスローガンを掲げ、政府、学界、民間セクターから代表を招集し、オンラインとオフラインのセッションと活動を通じて、「Health Beyond Health: In the Year of Sustainable Development 2030（健康を超えた健康：持続可能な開発2030の年に）」のテーマを探求する。
ボアオ・アジアフォーラムの第2回グローバル健康フォーラムが青島で開催へ、「すべての人に健康」を議論
フォーラムには、より明るい、より健康的な未来に向けたグローバルな協力の発展を目指し、会場の1500人の参加者と、オンラインによる1億人のオーディエンスが見込まれている。
今年のフォーラムでは、今日の世界が直面している最も大きな、かつ最も差し迫った健康に関する主題のいくつが討議される。重点が置かれる3つの分野は、Universal Health Coverage（誰もが受けられる健康医療）、Innovation for Health（健康のためのイノベーション）、Health in All Policies.（あらゆる政策における健康）である。フォーラムの4日間の議題には、開会式、2回の総会、33のサブフォーラム、15のイベントなどがある。
主要なサブフォーラムは次の通り：
＊Health in All Policies（あらゆる政策における健康）―国連のSDGs（開発可能な開発目標）に関する2021年フォーラム
＊Universal Health Coverage（誰もが受けられる健康医療）―非感染性疾患：グローバルパンデミックの観点からの予防と抑制の見通し
＊Universal Health Coverage（誰もが受けられる健康医療）―ウイルス性肝炎撲滅への取り組み
＊Universal Health Coverage（誰もが受けられる健康医療）―新時代の中日健康フォーラム―人類の健康、地球の健康
＊Innovation for Health（健康のためのイノベーション）―ヘルスケアリーダーのサミット
＊Universal Health Coverage（誰もが受けられる健康医療）―健康都市―行動する朔州
さらに、Chinese Medicine Health Forum（漢方医療健康フォーラム）が伝統的な漢方医療の医療上の価値とさまざまな病気への総体的なアプローチを探求する。このほかのハイライトとして、体外診断薬（IVD）産業投資サロンや、グローバル健康フォーラム中に紹介された熱のこもった議論や新しいプロジェクトをまとめるための結びの記者会見も予定されている。
グローバル健康フォーラムと並行してグローバル健康展示会も実施され、ここでは「一帯一路：世界に向けた伝統的な漢方医療展示会」、グローバル機関や大使館のための国際パビリオン、省・市代表団の展示、医薬品イノベーションゾーンも開催される。
また、国連の調達および国際協力プロジェクト、政府の取り組み、民間企業による製品発表のためのプロモーションイベントが開かれる。展示会での多くの出展品がより深く探求できるように、幹部やメディア、大使館、領事館向けのツアーも企画される。
グローバル健康フォーラムは、BFAが年次総会とは別に設立した最初の専門フォーラムであり、健康分野における中国の卓越した国際会議である。高いレベルの対話と事務的な協力のための包括的かつ権威あるプラットフォームとしての役割を果たし、健康とそれに関係する分野に特段の重点を置いて、政府を経済界や学界と結び付けている。
フォーラムはBFAと山東省人民政府が共催し、BFAのグローバル健康フォーラム組織委員会、青島市政府、青島西海岸新区管理委員会が共同で組織している。
▽ボアオ・アジアフォーラムのグローバル健康フォーラムについて
ボアオ・アジアフォーラムのグローバル健康フォーラムは、高度な対話と実務的な協力のために健康分野における代表者や権威との総合的なプラットフォームを構築するために2018年に創設された。その特性と優位性に基づき、政府、経済界、高等教育機関を統合している。産業界全体の知恵の結集と、学際的な協力の促進にコミットし、大きな健康産業の未開拓分野と境界を越えた統合の動向に重点を置いている。
詳しい情報はhttp://www.ghfbfa.cn を参照。
