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LONGiがSNEC 2021でN型TOPCon両面発電モジュール「Hi-MO N」を発表

LONGi Solar
2021-06-09 17:16 1897

【西安(中国)2021年6月9日PR Newswire】第15回国際太陽光発電・スマートエネルギー会議および展示会(International Photovoltaic Electricity Generation and Smart Energy Conference & Exhibition、SNEC 2021)が6月3日、中国の上海で開幕しました。この業界屈指の展示会において、LONGi(ロンジ)はN型TOPConセルを使用した初の両面発電モジュール「Hi-MO N」(ハイモ・エヌ)を発表し、高効率技術で再び太陽光発電(PV)業界をリードしました。

LONGiがSNEC 2021で両面モジュールの新製品Hi-MO Nを発表
LONGiがSNEC 2021で両面モジュールの新製品Hi-MO Nを発表

Hi-MO Nは、LONGiが最適と考える182mmセルで72セルクラスのモジュールサイズを維持しつつ、N型TOPConをベースとするLONGi独自のHPC(High Performance Cell with Hybrid Passivated Contact)技術を採用。モジュール変換効率は最大22.3%で、量産品の最大出力は570Wに達します。実用規模の太陽光発電所に極めて高い価値と低いLCOE(均等化発電原価)を提供するために設計されたHi-MO Nは、モジュール変換効率と発電量で業界のブレークスルーをリードする主力製品になることが期待されています。

単結晶シリコン技術への取り組みから、P型両面発電技術、M6及びM10ウェハ規格など単結晶シリコンベースのPERC技術の幅広い応用まで、LONGiのブレークスルーはいずれも、事業価値の最大化とLCOEの低減を基本としています。LONGiの技術は、PV産業界の発展を加速させてきました。今回発表したTOPConモジュール「Hi-MO N」は、LONGiのたゆまぬイノベーションが生み出した最新の傑作であり、かつてないほどの性能向上を実現しました。

LONGiのHPC技術をベースにしたN型TOPConを採用したHi-MO Nは、より高い両面発電性能、より優れた温度係数と低照度特性、より低い動作温度、光誘起劣化(LID)や電圧誘起出力低下(PID)に対する更に優れた性能を達成しています。そして、主流のP型両面発電モジュールより2%から3%高い発電量を得ることができます。

セル損傷「ゼロ」と、LONGi独自のスマート・ソルダリング(半田付け)技術とが相まって、Hi MO Nは日射下におけるPIDフリーを実現しています。初年度の出力劣化は1%未満で、リニア出力劣化は年間0.4%未満です(同様の主流製品の出力劣化は初年度で約2%、リニア出力劣化は年間約0.45%)。30年間のライフサイクルで計算すると、Hi-MO Nモジュールの変換効率は市販の他の主流製品より2.45%高くなります。

Hi-MO Nは、発電量の高さと光誘起劣化の少なさに加え、モジュール変換効率の高さによる周辺機器(BOS)コストの削減にもその価値を発揮します。182mmサイズセルを採用したモジュールにより、ラック、ケーブル、インバータ、人件費に関わるコストを最小限に抑えることができます。22.3%という高いモジュール変換効率により、スペースの限られた場所で設備容量を3.5%以上向上させ、発電所のライフサイクル全体を通じてBOSコストとAC機器および運用・保守コストを削減することができます。

Hi-MO Nのライフサイクルにおける総発電量とシステムコストの節約は、市販されている主流のP型両面発電モジュールよりも、顧客に更に高い価値を提供します。

今回のHi-MO Nのリリースにより、LONGiは「Hi-MO N」、「Hi-MO 5」、「Hi-MO 4」の3つの製品群をラインナップすることになりました。Hi-MO 4は、山間部やモジュールの取り扱いが困難な地域や場所に適しています。Hi-MO 5は、超大型発電所向けのヒット商品です。Hi-MO Nは、地表面の反射が多い場所、高温になる場所、設置場所が限られていたり、人件費の高い用途に最適であるとLONGiは考えています。

LONGiがSNEC 2021で両面モジュールの新製品Hi-MO Nを発表
LONGiがSNEC 2021で両面モジュールの新製品Hi-MO Nを発表

 

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: LONGi Solar