【ブレシア(イタリア)2021年6月8日PR Newswire=共同通信JBN】Copanはプエルトリコの生産拠点を拡張するため7800万ドルの投資を発表する。このプロジェクトにはプエルトリコ政府も一部資金を提供し、Copanの米国市場向け生産・販売機能を強化し、米国と米州諸国での同社のプレゼンスを拡大する。
Copan Groupはイタリアの主要生産拠点に加えて3年前にプエルトリコのアグアディジャに進出、その生産力拡大のため多額の投資を発表した。事業は総額7800万ドルを超える。新たな機械類購入と維持に900万ドルが充てられ、残りは従業員を100人から352人に増員するために投資する。
Copan GroupのStefania Triva社長は「プエルトリコでの会社設立は当社事業の国際的拡大・成長に有利な条件をもたらすことが実証された。今回の投資で当社は米国市場でのプレゼンスの強化を目指す。ハブ・スポーク分散戦略を通じて、当社は米国全土にこれまでにない効率的で迅速な競争力のあるサービスを提供できるだろう」と宣言した。
プエルトリコ政府経済開発商務局は、Copanの技術的ノウハウ、品質、労働福祉意識を海を越えてもたらすプロジェクトを米国全体にとっての絶好の機会をみて、2300万ドルの優遇措置承認で支援した。プエルトリコのペドロ・ピエルルイシ(Pedro Pierluisi)知事は「Copanのような製造企業は雇用の創出・維持に貢献するので、経済の重要な構成部分である。われわれはプエルトリコに存在する人材が自慢であり、この島でのCopan Industriesの継続的成功とコミットメントを確信している」と述べた。
Copanの最近の活動は米国では活気がある。プエルトリコとカリフォルニアで投資し、商品の認可がついに米国で実現した。米食品医薬品局(FDA)が2020年末、eNAT (R)核酸保存・安定化デバイスを認可した。このプロジェクトは最終市場に近い生産拠点というCopanの現在の戦略に合っており、物流を合理化し、世界中のどこでも効率的かつ迅速なサービスを可能にする。
▽Copanについて
Copanは、感染症、ヒトゲノム、環境・法医学アプリケーション向けの高品質で最先端のサンプル収集商品の開発と、自動化されたワークフローソリューションを専門とする。当社のアイデアは前処理技術の分野における40年にわたる進歩を促進し、これがあらゆる必要性に適するように特別設計された有意義な商品の開発につながった。中でも、当社が特許を保有するFLOQSwabs(R)はサンプル収集と輸送を全面的に改革し、WASPLab(R)自動化エコシステムは研究室のワークフローを根本的に変えた。Copanは今もこのイノベーションの継続に意欲的であり、高品質商品、カスタム化サービス、最良のソリューションを提供して患者の健康を向上させる。
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ソース: Copan Italia SpA