【ソウル(韓国)2021年4月23日PR Newswire】
Doosan Robotics Inc.は最新のROS 2 Foxy Fitzroyに対応するDoosan ROS 2パッケージのリリースを発表した。2021年初頭にいち早く最新バージョンのROS 2に対応することで、協働ロボット市場の中で先駆者となっていく企業として自らを位置付けている。
Doosan Roboticsは使いやすさ、アクセスのしやすさの両方を提供する目的で、同社のROS 2 Foxyパッケージを戦略的に設計した。このパッケージはDoosan Robot Language(DRL)と互換性があり、Doosanロボットのオペレーターは標準的なROSの知識だけでインテリジェントなロボティクスアプリケーションを容易に構築できる。同パッケージは従来の制御に加え、グリッパー、モバイルロボットとの連携、ロボットの協調制御など様々な分野におけるロボットアプリケーションの開発を加速すると期待されている。また、同社は2021年下期から、WindowsやAmazon AWS RoboMakersといった多様なプラットフォームでROS 2をサポートする計画であり、さらに多くのロボットアプリケーションがクラウドやAIを組み込んで展開されると見込んでいる。
ROS 2に慣れ親しみ、新機能をオペレーターに知ってもらうために、Dooasnロボットのパートナー向けサポートサイト「Doosan Robot LAB」を通じて、ロボットの機能構築のためのチュートリアルパッケージを提供する。また、ROSアプリケーションのビデオチュートリアルも同サイトで公開される予定だ。
Doosan Roboticsは2019年からROS KineticとROS Melodicをサポートしており、それに加えて今年3月にはROS Noeticパッケージを配布した。Doosan RoboticsはこれまでにROSの4種バージョンを公式にサポートしている。
Doosan RoboticsのChae Dong-hwi最高経営責任者(CEO)は「ますます高まりつつあるROSを使ったロボットのトレンドに対応するため、Doosan RoboticsはROS 2 Foxyパッケージを開発した。これにより、世界中いるより多くの顧客が一層簡単で迅速にロボットアプリケーションを構築できる。当社はROS 2の機能を強化し、サポート対象の分野を広げながら顧客が利用しやすいよう改善することを継続する」と述べた。
▽Doosan Roboticsについて
Doosan Roboticsは2015年にDoosanグループによって設立され、次世代の製造に向けたテクノロジーを創出している。1896年設立のDoosanグループは韓国で最も古く、最も大きな企業の1つで、専門とする分野は機械、プラントエンジニアリング、部品材料である。同グループは全世界に25の関連企業と114の世界的な事業体を擁し、2020年には150億米ドルの収益を上げている。
Doosan Roboticsのさらに詳しい情報はhttps://www.doosanrobotics.com/en/ を参照。
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(写真説明:Doosan Robotics)
(日本語リリース:クライアント提供)