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Airway Therapeuticsが、AT-100の重症COVID-19患者に対する使用をFDAが第2適応症として治験薬承認と発表

Airway Therapeutics, Inc.
2021-04-12 21:39 1448

【シンシナティ2021年4月12日PR Newswire=共同通信JBN】

*第1b相臨床試験を開始、初期結果は2021年第3四半期に出る予定

*新規治療薬AT-100は、重症COVID-19患者のウイルス複製を阻害し、ウイルスの除去を促進、肺損傷、炎症、二次感染を軽減する可能性がある

呼吸器および炎症性疾患の患者の損傷、炎症サイクルを断ち切る新種のバイオ医薬品を開発しているバイオ医薬品企業Airway Therapeutics, Inc.(Airway Therapeutics )は12日、米食品医薬品局(FDA)がCOVID-19の治療薬AT-100 (rhSP-D)開発のための治験薬(IND)申請を承認したと発表した。Airwayは、COVID-19の新たな治療オプションの評価を目的とするFDAの新型コロナウィルス治療促進プログラム(CTAP)を活用している。

Airwayは、AT-100の気管内投与の実現性と、その安全性、忍容性プロファイルの有益性を確認するため、第1b相臨床試験を開始する。

改変型内因性タンパク質である、Airwayの新たなヒト組換えタンパク質AT-100は、前臨床試験で、肺の内外の様々な呼吸器疾患の免疫反応を調節しつつ、炎症と感染を安全に軽減することが示されている。さらにAT-100の前臨床試験では、SARS-CoV-2の複製を阻害し、ウイルスの除去を促進する可能性が示されている。AT-100は、集中治療室で人工呼吸器を装着している重症COVID-19患者の二次感染を減らす可能性もある。この多面的アプローチが、AT-100と開発中の他のCOVID-19治療薬との差異である。

Airway最高経営責任者(CEO)のMarc Salzberg医学博士は「われわれは前臨床データに意を強くしており、AT-100には様々な治療オプションを必要とする人工呼吸器装着中の重症患者の感染と炎症を軽減することで、COVID-19を治療できる可能性があると考えている。新たな治療オプションを必要としている重症COVID-19患者に新しい治療薬を届けることを目標に、AT-100の臨床開発を進めていくことに興奮している」と語った。

FDAは3月、AirwayがAT-100を極低出生体重児の重篤な呼吸器疾患、気管支肺異形成症(BPD)の予防的治療薬として開発する最初のIND申請を承認した。第1b相臨床試験は今月中に開始される。

▽AT-100について

AT-100は、改変型内因性タンパク質である、新たなヒト組換えタンパク質rhSP-Dで、免疫反応を調節して損傷、炎症サイクルを断ち切りつつ、体内の炎症と感染を軽減する。Airwayは、極低出生体重児のBPDの予防薬および重症COVID-19患者の治療薬として、AT-100の開発推進に注力している。抗炎症作用と抗感染作用のあるAT-100は、インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)、肺外炎症性疾患など他の呼吸器疾患の治療薬になる可能性もある。FDAと欧州医薬品庁はAT-100を希少疾病用医薬品に指定している。

▽Airway Therapeuticsについて

Airway Therapeuticsは、最も感染リスクの高い人々をはじめとする、呼吸器および炎症性疾患の患者の損傷、炎症サイクルを断ち切る新種のバイオ医薬品を開発しているバイオ医薬品企業である。同社は、免疫反応を調節しつつ、体内の炎症と感染を軽減する改変型内因性タンパク質である、新たなヒト組換えタンパク質rhSP-Dの開発を進めている。AT-100は、極低出生体重児のBPDの予防および人工呼吸器装着中の重症COVID-19患者の治療用にAirwayが開発中の初の医薬品候補である。詳細については、https://www.airwaytherapeutics.com を参照。

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ソース: Airway Therapeutics, Inc.