【ニューヨーク、トロント2021年4月2日PR Newswire =共同通信JBN】INX Limited(INX)は、先に発表した1サブスクリプションレシート当たり1.25カナダドル、総額3960万カナダドルの私募による資金調達(ファイナンス)を終了したと発表した。
資金調達は、INXへのValdy Investments Ltd(Valdy)によるリバース・テイクオーバー(逆買収)を通じたINXのTSX Venture Exchange上場に関して実施された。ValdyとINX、INX株式保有者、共同リードエージェント(下記)の間での2021年3月31日の株式交換合意に従って、ValdyはINXのすべての発行株式と発行済み株式を取得(取引)し、INXの株式保有者は代わりにValdyの株式を受け取る。この取引の完了によってINXはValdyの完全子会社になり、両社が合併した組織(合併発行者)がINXの事業を続ける。
INXを共同創業したShy Datika社長は「INXは従来の証券資本市場の世界と、革新的なブロックチェーン型のデジタル資産クラスとを連結することで、新しい地平を切り開く。われわれは証券取引委員会(SEC)が承認した株式公開でセキュリティートークンを発行した初めての企業であり、来る株式上場によって透明性の一層の向上と規制面での明瞭化でその地位を強化する。われわれはデジタル資産が証券資本市場の未来であると強く信じ、二つの世界を結び付けることを目指している」とコメントした。
今回の私募と取引に関する詳細は、2021年3月31日付でSECに提出したフォーム6-Kに盛り込まれている。
資金調達の取次部分は、PI Financial Corp.とEight Capital(共同リードエージェント)が主導し、Beacon Securities LimitedとCormark Securities Inc.(共同リードエージェントと協力するエージェント)が参加したシンジケートエージェント組織を通して実施された。
取引の完了は、TSX Venture Exchangeの認可などこの種の取引では標準的なさまざまな条件に従っている。
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▽INXについて
INXは従来の市場専門知識と斬新なフィンテック手法を組み合わせたデジタル証券向けの規制取引プラットフォームの提供を目指している。INXはビジネスと金融、ブロックチェーン技術の専門家が中心になり、ブロックチェーン技術と革新的規制アプローチを生かして金融市場を刷新するというビジョンで統合されている。
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Douglas C. Borthwick
CBO, INX Limited
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ソース:INX Limited