【北京2021年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】China Petroleum & Chemical Corporation(HKG: 0386、Sinopec、中国石油化工)は3月22日、オンラインビデオ会議を通じ、カタール・ペトロリアム(Qatar Petroleum)と毎年200万トンの液化天然ガス(LNG)を購入する期間10年の長期売買契約を締結した。
SinopecのZhang Yuzhuo会長は、カタール・ペトロリアムとの長期LNG契約は同社史上初めてであり、極めて重要だと指摘した。
Zhang会長は「われわれは、今後カタール・ペトロリアムとの協力をさらに強化していきたい。Sinopecは常にグリーンで、クリーンなエネルギーの開発を主張しており、今回の長期LNG供給契約は中国市場のニーズを満たすだけでなく、低炭素で、グリーンで、安全で、責任のある、持続可能な開発の道筋へのSinopecのコミットメントを実証するものだ。われわれは、炭素排出量のピークに到達し、カーボンニュートラルを達成することは業界全体とすべての企業の責任であり、それは業界の変革と発展に不可欠であると確信している」と述べた。
カタール国のエネルギー担当国務相で、カタール・ペトロリアムの社長兼最高経営責任者(CEO)のサアド・シェリダ・カアビ(Saad Sherida Al-Kaabi)氏は、Sinopecとの初の長期LNG契約の締結は両国間の健全な相互関係をさらに強化するとともに、カタール・ペトロリアムとSinopecの長期的な実りある協力関係の構築の始まりであると語った。
中国とカタールのエネルギー部門における協力は2009年に開始されており、今回の協力は、高まる需要を満たすために中国市場に供給するカタールの能力をさらに強化するとともに、業界におけるカタール・ペトロリアムの主導的な地位を浮き彫りにすることになろう。
中国は、エネルギーバリューチェーン全体を通じてカタール国の重要かつ戦略的なエネルギーパートナーであり、カタールは2009年以来6200万トンのLNGを中国に供給している。政府が一連の環境保護対策を導入しており、中国のLNG市場は今後着実な成長を維持するとみられ、両当事者の協力に幅広い可能性をもたらすことになろう。
カタール・ペトロリアムは、1974年11月に設立されたカタールの国営石油会社である。同社はカタール国の石油・ガス産業の開発を担当しており、その主要な事業には、石油とガスの探査および開発が含まれる。
▽Sinopecについて
Sinopec Corp.は中国最大の総合エネルギー・化学企業の1つである。同社の主要事業には、石油・天然ガスの探査・生産、パイプライン輸送および販売、石油製品や石油化学製品、石炭化学製品、合成繊維、肥料、その他の化学製品の販売、貯蔵および輸送、石油、天然ガス、石油製品、石油化学・化学製品、その他の商品・技術の輸出入代理業を含む輸出および輸入、技術・情報の研究、開発、応用がある。
Sinopecは「Fueling Beautiful Life(美しい生活を推進する)」を企業理念に定め、「人間、責任、品位、精密さ、イノベーション、ウインウイン」を企業の中心価値に置き、価値志向、イノベーション主導開発、総合資源配分、開かれた協力およびグリーン・低炭素成長の戦略を追求し、世界をリードするエネルギー・化学企業の構築という企業構想の達成を目指している。
詳細は、http://www.sinopec.com/ を参照
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(画像説明:Sinopecがカタール・ペトロリアムと年間200万トンの長期LNG購入契約を締結)