【北京2021年2月11日PR Newswire=共同通信JBN】中国の優れた産業用AIロボット・スタートアップ企業Mech-Mind Robotics(Mech-Mind)は2020年、AIロボットの役割拡大により、110を超える物流パートナーの業務効率の向上に貢献した。ディープラーニングや3Dビジョンといった先端技術を活用し、産業用ロボットの「スマート化」に注力しているMech-Mindは、誕生から4年のスタートアップに約3億米ドルの価値を認めたプライベートファンドの連続資金調達ラウンド成功を受け、この数カ月、急速に成長してきた。
中国だけでもオンライン小売売上高は10年間で10倍に増えており、「細かいタスク」を重視する物流プロセスに対する技術的ソリューションの需要は既に非常に大きい。さらに、ロジスティクスIQの最新レポートは、物流自動化市場が世界全体で年率14%の成長を遂げ、2026年までには300億ドルに達すると見込んでいる。世界中で毎日、運ばれると予想される膨大な量の荷物に対応することで、Mech-Mind Roboticsのようなテクノロジー企業は、物流企業の業務を真に改善する重要かつ費用対効果の高いソリューションを提供する態勢を整えている。
Mech-Mind RoboticsのTianlan Shao最高経営責任者(CEO)兼創業者は「混載箱のパレット積載および非積載、注文品のピッキングと小包積み込みといった複雑な物流のピッキング作業は、ロボットには複雑過ぎてできないと考えられている。しかし、現状はもはやそうではない。当社は、インテグレーターを当社のAI機能で支えている。インテグレーターは当社の支援を受け、エンドユーザーにAIソリューションを容易に展開できる。AIの波に乗ることができたのは非常に幸運だ」と語った。
Mech-Mindは、Mech-Eye産業用3Dカメラ、Mech-Visionグラフィカル・マシンビジョン・ソフトウエア、Mech-Vizインテリジェント・ロボットプログラミング環境などのユニバーサルプラットフォーム製品を提供している。実際の物流シナリオでも、多彩で代表的なスマートアプリが、専門家ではない人でも数日で実現できる。Mech-Mind製品を実際のソリューションに統合することで、ロボットに「目」と「頭脳」が埋め込まれる。Mech-Mindは、ロボット操縦者のしきい値を下げ、ソフトウエア制御プロセス全体を完全にコードフリーにする。さらに、経験豊富なエンジニアにとっては、Mech-Mindのソフトは2次開発もサポートし、エンジニアに十分な柔軟性を与えてくれる。
Mech-Mind Roboticsはこのところ、中国で、多国籍物流企業と協力し、物流仕分けシステムの効率アップに取り組んできた。既に高度に最適化されていたプロセスは、Mech-Mindの技術ソリューション使用後、大幅な効率アップを記録した。人に代わるロボットの採用で梱包の24時間処理を可能にしたのは、COVID-19のパンデミックによるスタッフ数の減少と相まって、出荷需要増がもたらすプレッシャーをいくらかでも和らげるのが狙いだった。さらに、労働依存度が低下、倉庫管理効率が改善され、全体的な転送能力も向上した。
Mech-Mind Roboticsは、他の主要産業、特に製造業でも豊富な経験を有している。自動車、鉄鋼、機械での機械の手入れ、高精度の位置決め、接着、組み立てなどのアプリケーションも簡単に実現できる。Mech-Mind Roboticsは、3Dビジョンと動作計画の最先端技術を活用し、産業用ロボットの使いやすさを向上させ、周囲の環境を観察し、ディープラーニングのプロセスを通じて洗練された意思決定と調整を行えるようにする。Mech-Mindの製品は現在、日本、米国、韓国、ドイツ、その他の国々で広く使用されている。
詳細については、http://en.mech-mind.net/ を参照。
▽Mech-MindRoboticsについて
Mech-Mindは、産業用ロボットのインテリジェンス化を目指し、2016年に設立された。Mech-Mindは、ディープラーニング、3Dビジョン、モーションプランニングなどの高度な技術を通じて、混載箱のパレット積載および非積載、ビンピッキング、注文の並べ替え、機械の手入れ、物流や製造における組み立て・接着・配置でコスト効果の高いソリューションを提供している。
Mech-Mindのインテリジェント産業用ロボットソリューションは、中国、日本、韓国、ドイツ、米国などの国々で自動車OEM工場、家電工場、製鉄所、食品工場、物流倉庫、銀行、病院に導入されている。