【フランクフルト(ドイツ)2021年2月8日PR Newswire】China Mobile International Limited(CMI)の新しいデータセンターがドイツに開設された。専用のティア3施設は、欧州連合(EU)の金融都市フランクフルトに設置された。
アジア・欧州間の貿易は、教育、研究をはじめとする分野での大幅な地域間投資と拡大するコラボレーションによって堅調を維持している。このFrankfurt Data Centreは、拡大し続けるCMIグローバルネットワークの重要な増強であり、国際ネットワークエクスチェンジ・ハブおよびインターネット・データセンター(IDC)として機能する。
CMIの会長兼最高経営責任者(CEO)であるLi Feng博士は「CMIは、同社の欧州2番目となるデータセンターをフランクフルトに設置し、セキュアかつ信頼できる高速接続を提供し、欧州とアジア間のより緊密なつながりを実現することをサポートする。COVID-19によってオンラインでの時間を費やすユーザーが増えており、リモートワークやオンラインショッピングのためのデジタルツールへの依存も高まっている。テクノロジーはわれわれの生活のほぼすべての分野に内在するものであり、より多くのデータがプロセスされ、保存されなければならない。これは言い換えると、クラウドおよびコンテンツ配信ソリューションに対する需要が高まることを意味している。CMIは、プロフェッショナルなワンストップショップ・サービスを提供し、通信事業者および企業顧客が新しいデジタルグローバリゼーションの時代に、ユーザーのニーズに応え、それを満たすことを支援する」と語った。
新しいフランクフルト施設は、CMIのシンガポールおよび英国にあるデータセンター、香港のGlobal Network Centre、広範なグローバルモバイル通信およびクラウドネットワークインフラストラクチャーとシームレスに接続する。新しいデータセンターは通信事業者向け統合ソリューションのiConnectの国際的なコネクティビティーを強化し、CMI iSolutionsおよびmCloudによって企業サービスを世界中の企業に提供する。2000社以上の国際企業は現在、IDC、情報通信技術(ICT)、インターネット・オブ・シングス(IoT)、クラウド向けにコネクティビティーとスペシャリストソリューションのためにCMIのiSolutions製品スイートを活用するとともに、1万以上の企業ユーザーはCMIのmCloudクラウドネットワーク統合プラットフォームに依存している。
CMIの世界展開には、ケーブルシステム、ポインツオブプレゼンス(POPs)、データセンターに加え、世界210以上の都市にサービスを拡大する29のデータセンターサービスプロバイダーとの提携合意が含まれる。
専門家チームは、世界の金融セクター組織がパブリッククラウド、プライベートクラウド、物理的アーキテクチャーで業界の厳格なセキュリティーとコンプライアンス要件を満たす柔軟なハイブリッドITインフラストラクチャーを構築することを支援する。CMIの統合クラウドネットワーキング製品は、銀行、保険会社、セキュリティー企業、フィンテックがセキュアなグローバルデータセンター、専用の低レイテンシールート、クラウド接続にアクセスすることを支援する。CMIは同社のグローバルネットワークインフラストラクチャーを活用し、クラウドプロビジョニングのリードタイムを従来の接続サービス展開に必要とされるリードタイムの何分の1に相当する数秒に短縮するmCloudを介してサービスレディのクロスボーダーバックボーンを提供する。これは、mCloudのCloud Connectソリューションが世界中のさまざまなクラウド地域をスムーズに統合することによって、POP-to-POP接続の利用を99.99%保証する。
Li Feng博士は「ケーブルシステム、データセンター、80以上のCloud Connect POPの広範な事業を展開するCMIは、十分な帯域幅、柔軟なコネクティビティー、包括的なワンストップサービスを持ち、世界規模のアクセスを提供する。国際的な顧客、とりわけ欧州進出を目指している中国の企業にサービスを提供する当社の新しい施設は、フランクフルトを一流のデータセンターハブとして確立することに役立っている」と語った。
メルフェルデンにあるCMI Frankfurt Data Centreは、デュアルダイバーシティー・パスと高度な9層のセキュリティーコントロールを備える2つの個別ケーブル引き込み線で設計されている。この新設の施設は、2つの異なる配電所からのデュアル電源サプライによって供給される。この電力システムは2Nトランスフォーマーと、12分間のバックアップバッテリーを備えた無停電電源装置(UPS)によってサポートされる。このデータセンターの冷却システムには、継続的な冷却バックアップのために確保されている冷水ストレージが含まれる。
新しいデータセンターは、Uptime InstituteのTier Certification of Design Documents(TCDD)規格によって認定されたティアIIIデータセンターである。CMIは、Payment Card Industry - Data Security Standard(PCI-DSS)、TUViT Trusted Site Infrastructure(TSI)Level 3、Tier Certification of Constructed Facilities(TCCF)規格、セキュリティーおよび品質管理のための関連するISO認定を含むその他の国際認定も獲得する予定である。
企業が包括的なワンストップショップソリューションの恩恵をますます望んでいることを受け、CMIはプロフェッショナルコロケーション、クロスコネクト、リモートハンドサービスサポートを含む全種類の付加価値サービスの提供にコミットする。後者は、企業のための保守業務およびIT管理向けのオンサイト技術者を提供し、社内要員のサイト訪問の必要性を最小化する。
高まる多国籍企業の需要に応えるため、CMIは世界でのプレゼンスを促進し、効果的なコンバージェンスおよびアジリティーを達成するデータセンターシナジーを最大化して、高帯域コネクティビティーのグローバルアクセスを提供する。
▽China Mobile International Limited
China Mobile International Limited(CMI)はChina Mobileの100%子会社で、主にChina Mobileの国際事業を担当している。China Mobileは、国際通信市場の拡大する需要に対応しよりよいサービスを提供するため、2010年12月に子会社CMIを設立した。CMIは現在、全世界で70以上の地上波・海底ケーブル資源を有しており、国際伝送帯域は90T以上、POPsは180である。中国の香港を拠点とするCMIは、IDCのグローバルな開発を大幅に加速し、データセンターのクラウド化に向けた強力なネットワークを構築した。China Mobileの強力なサポートを活用することで、CMIは、国際的な企業、通信事業者、モバイルユーザーに包括的な国際通信サービスとソリューションを提供する信頼できるパートナーである。中国香港に本社を置くCMIは、37の国と地域で事業を拡大してきた。詳細はウェブサイトwww.cmi.chinamobile.com を参照。
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(画像説明:China Mobile InternationalがFrankfurt Data Centreをオープン)
(日本語リリース:クライアント提供)