イスラエル、テルアビブ, 2021年1月19日 /PRNewswire/ -- 自動車業界に携わった経歴を持つ投資家のピーター・メルテンス氏(Peter Mertens)は、イスラエルの新興企業V-HOLA Labs(VHOLA)のプレシード投資に参加し、その取締役会に加盟しました。同社は、完全電気自動車やハイブリッド車の電磁波(EMR)を測定、監視、低減するためのソリューションを開発しています。自動車業界が電動化に向けて加速していく中で、EMRに関連する健康面での懸念が高まってきています。VHOLAの技術は、2種類のソリューションをもたらします。1つは、車内の電磁界レベルを測定して記録するアフターマーケット車の電磁波検出器です。これにより、フリート管理者は、車両の長期的な挙動を分析する上で役立てることができます。最初はスクールバスなどのB2Bを対象に展開される予定です。2つ目は、車両の設計に実装された統合ソリューションです。これは、車両の供用寿命を通じてエネルギーの流れとEMRを調整することで、有害な放射のピークを防ぐためにOEMを支援します。コア技術は現在、特許出願中です。
「VHOLAのようなスマート・ハイテク・ソリューションの多くはイスラエルで生まれています」とピーター・メルテンス氏は説明します。「電気自動車の分野で、VHOLAは電磁波を制御するための重要かつ有望なソリューションです。私は電気自動車の絶対的な支持者であり、まさにこの理由から、電磁波によるリスクを偏りなく見て、可能な限りリスクを制限すべきであると考えています。」
VHOLAの創業者兼CEOであるアサフ・シン氏(Asaf Tsin)は次のように述べています。「ピーター・メルテンス氏は、OEMの研究開発部門で最も関連性の高い権威であり、産業的・教育的背景も併せ持っているため、彼のコミットメントに非常に満足しています。」「当社の測定結果は、電気自動車ですでに驚くべき結果を示しており、当社のソリューションに差し迫ったニーズがあることを意味しています。当社はすでにイスラエルの実地試験で、電気バス、電気自動車、ハイブリッド車を含む30台以上の車両を対象に、アフターマーケットソリューションを幅広くテストしています。」
注:ヨーロッパでの非電離性電磁界(EMF)の保護基準は、ミュンヘンに拠点を置くICNIRP(https://www.icnirp.org/)の勧告に従っています。「電気自動車の乗客による磁場曝露」についてはこちらをご覧ください。
ピーター・メルテンス氏について
ピーター・メルテンス工学博士は、メルセデス、GM、JLR/Tataでの上級幹部職を経て、Volvo Cars(2011年~2017年)で執行役員を務め、直近(2018年)ではAudi AGから健康上の理由で退職しました。同氏は2019年末に復帰し、「車の未来に携わる」という共通点を持つ複数のハイテク企業の監督委員会に関与しています。
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