【西安(中国)2021年1月11日PR Newswire】2020年の年末を締めくくる大きな開発として、ベトナムで2つの大規模水上フロート太陽光発電所が12月に引き渡されました。この2つの発電所は、それぞれ出力35MWのタン・ボ(Tam Bo)湖水上フロート太陽光発電所とジャ・ホエト・1(Gia Hoet 1)湖水上フロート太陽光発電所です。この2つの発電所はチャウドゥク県クアンタン村のタン・ボとジャ・ホエト・1の両灌漑用の湖の湖面上に設置されています。
LONGi(ロンジ)はこれら2つの発電所に高効率の太陽光発電パネル(太陽電池モジュール)を納入しました。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による困難にもかかわらず、中国を拠点とするモジュールメーカーである当社は計画から前倒しでモジュールの納入を完了し、予定通りの完成に寄与しました。この発電所は全体で計70MWの出力を持ち、ベトナムだけでなく、東南アジア地域で最大の水上フロート太陽光発電所群を構成します。なお、現在同国で稼働している他の水上フロート太陽光発電所は、ベトナム電力総公社(EVN)のDa Mi(ダ・ミ)発電所のみです。
2つの太陽光発電所はどちらもベトナムのTOJI グループによって開発されました。タン・ボ湖発電所の建設は2020年8月8日に始まりました。大雨や暴風雨による困難な状況が、COVID-19関連の問題によって更に困難になったにもかかわらず、TOJI グループはわずか4カ月で110kVの変電所の設置、10.8キロの送電線設置、送電網との接続を完了することができました。この発電所は2020年12月12日に最終的な試運転・竣工検査を受けました。
ジャ・ホエト・1湖発電所も同様に出力35MWの太陽光発電施設であり、22/110kV昇圧変電所、ジャ・ホエト・1からタン・ボの22/110kV昇圧変電所までをつなぐ1.86キロの送電線を擁しています。この発電所も2020年12月12日に最終的な試運転・竣工検査を受けました。
LONGiはこれらの画期的なプロジェクトに出力470Wのパネル7万4469枚を納入しました。LONGi Solarの シェ・デニス上級副社長は「水上フロート太陽光発電所の市場はこの数年間にわたって一段の成長を示しており、個々の発電所の設置容量は年を追って拡大しています。LONGiは世界のいくつかの水上フロート太陽光発電所に製品を納入しており、ベトナムでTOJI グループ初の水上フロート太陽光発電所の建設に協力できたことを誇りに思います」と述べました。
TOJI グループのホー・ミン・ティエン(Ho Minh Tien)会長は発電所の竣工検査後、「当社の投資家を代表してTOJI グループは、バリアブンタウ省人民委員会、ベトナム電力総公社(EVN)、ベトナム・ゴム・グループ、チャウドゥク県人民委員会、クアンタン村人民委員会、EVN関連会社のA0、A2、SPC、PC BRVTおよびその下請けパートナー会社に感謝したい。このプロジェクトにおいてTOJI グループを支援し、手助けし、協働してくれました。また2020年12月12日に竣工検査を終えたタン・ボ湖、ジャ・ホエト湖の35+35 MW水上フロート太陽光発電所への全ての納入業者にも感謝したい」と述べました。
▽LONGiについて
LONGiは積極的な技術革新と生産拡大によって、太陽光発電所にとって最適な発電コストをもたらす製品を供給し、太陽光発電(PV)業界を先導している。同社が供給する太陽電池用ウェハは世界市場の需要の約4分の1に相当し、また、太陽電池モジュールは2020年12月に業界で初めて年間出荷量20GWを超えた。LONGiは最も高い市場価値を有する世界で最も価値のある太陽光発電技術企業として評価されている。同社は、技術革新と持続可能な発展の2つ をコアバリューとしている。詳細はhttps://en.longi-solar.com/ を参照。
ソース:LONGi Solar