*眼鏡なしでスムーズかつ良好な視力を白内障患者に
カターニア(イタリア)
2020年12月21日
/PRNewswire/ -- 国際的なアイケア大手企業SIFIは21日、白内障患者に、老眼を治療して、眼鏡なしで、あらゆる距離と明るさでスムーズかつ良好な視力を取り戻すオプションを提供する新たなソリューション、WELL FUSION(TM)システムとMini WELL PROXA(R)眼内レンズ(IOL)の発売を発表した。
SIFIは、焦点深度を大幅に拡大し、視力の質を向上させた2016年発売のSIFIのプレミアム眼内レンズMini WELL(R)(注1-5)の優れた臨床転帰をベースに、Mini WELL PROXAを開発した。
Mini WELL PROXAは、利き眼へのMini WELL留置と並行して、利き眼でない方の眼に留置することで、焦点深度拡張型(EDOF)眼内レンズで起きることが多い近方視力ギャップを埋めると同時に、あらゆる距離と明るさで良好な視力を確保するよう設計されている。
Mini WELLとMini WELL PROXAという眼内レンズはいずれも、レンズの中央部に正と負の球面収差エリアを配分する、SIFIが独自開発した老眼矯正眼内レンズの特許技術をベースにした同じEDOFプラットフォームを使用している。
Mini WELL PROXAは現在、イタリア、ルーマニア、スペインで市販されており、他の欧州諸国でも2021年中に販売される予定。
現在、世界で18億を超える人々が、通常40歳以降、年齢が上がるにつれて近くの物が見えにくくなる老眼で悩んでいる。
SIFIのFabrizio Chines会長兼最高経営責任者(CEO)は「製品および初期の臨床開発を通じて、白内障屈折矯正手術、EDOF、および3焦点IOLという現在のゴールドスタンダードの最善の組み合わせで真の潜在力を発揮してきた初めての技術、Well Fusionを紹介できるのは非常にうれしい。これは、眼科医とその患者に老眼矯正の最適な手術オプションを提供する取り組みにおいて極めて大きな一歩だと考えている」と語った。
▽SIFIについて
SIFIは、イタリアに本社を置き、1935年以来、アイケアに焦点を当てている大手眼科企業である。SIFIは、眼疾患を有する患者向けの革新的な治療ソリューションを開発、製造、販売している。SIFIは、患者の生活の質を改善するための研究・開発に全力で取り組んでおり、イタリア、スペイン、フランス、ルーマニア、メキシコ、トルコに直営拠点を置き、世界20カ国以上に治療製品を輸出している。
▽問い合わせ先
参照
(注1)Savini G, et al. JRS 2018 Apr;34(4):228-235.
(注2)Savini G, et al. Eye 2019 Mar;33(3):404- 410.
(注3)Bellucci R, et al. JCRS 2019 July;45(7):919-926.
(注4)Pedrotti E, et al. JRS 2020 Apr;36(4):214-222.
(注5)Auffarth GU, et al. JRS 2020 July;36(7):426-434
(注6)WHO World report on vision (2019) Retrieved from https://www.who.int/publications/i/item/world-report-on-vision
Logo:https://mma.prnasia.com/media2/1337809/SIFI_Logo.jpg?p=medium600