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QuantalRFがディスラプティブなRFフロントエンドソリューションの開発、商品化に向け1700万スイスフラン(1900万ドル)をシリーズBの資金調達で確保

Dara Capital Ltd.,
2020-12-16 14:54 1807

【チューリヒ、サンディエゴ2020年12月16日PR Newswire=共同通信JBN】革新的な無線通信ソリューションを開発しているRF半導体の新興企業であるQuantalRF(QuantalRF )は、募集枠を超えたシリーズBの資金調達ラウンドを終了し、1700万スイスフラン(1900万ドル)を調達したと発表した。このグロースエクイティー・ラウンドは、既存の株主と系列企業とともに、チューリヒに本拠を置くMetellus AGとDara Capital Ltd.が主導した。

新たな資金は主に、QuantalRFの特許取得済みRFフロントエンド技術の商品化を加速し、技術チームを拡大し、5G/UHB(超高帯域)およびWi-Fi 6/6eフロントエンドIC部品の製品開発を迅速に拡大することに投入される。

今回の資金調達ラウンドは、新しい最高経営責任者(CEO)、最高技術責任者(CTO)の就任、Quantal Amplifier Technologyの高い評価、初のQuantal RFIC向けのサンプル受領など、QuantalRFにとって特別な年に行われた。

QuantalRFのCEO兼CTOであるAli Fard博士は「QuantalRFの方向性と、RFフロントエンド市場が直面している課題に対処するために、当社のQuantal Technologyを形成し続けていく方法ついて楽しみにしている。この1年にわたり、当社のパートナーや顧客が提供する広範な第3者の評価を通じて、当社の技術に対する価値あるインサイトや積極的なフィードバックを受けてきた。当社の次の開発フェーズの焦点は、良好な広帯域性能と非常に優れたカットオフフィルタリングを維持する一方、広い帯域幅を必要とする無線規格で使用される統合RFフィルターの需要に対応することだ」と述べた。

Antonio J. Viana取締役会長は「当社の投資家は、次世代RFフロントエンドの開発に巨大なチャンスがあるとみているだけでなく、より重要なのは、QuantalRFが持つ強みとユニークなポジションが、この市場を推進する上でディスラプティブな力であるべきだとみていることだ。投資家が示すサポートと自信は、当社の使命および当社が結集したチームを立証するものだ。取締役会は、当社の投資コミュニティーとともに、QuantalRFが成長と開発の次の段階に移行することを非常に楽しみにしている」と述べた。

▽QuantalRFについて

QuantalRFは、ユーザー体験を再定義するための革新的な無線通信ソリューションを開発している新興のRF半導体企業。高性能RF半導体のイノベーターとして、QuantalRFは、パワーアンプ(PA)、低ノイズアンプ(LNA)、Wi-Fi 6/6eおよび5GUHB(超高帯域)を含む幅広い通信システムに特化したオンチップフィルターなどのフロントエンドIC部品に焦点を当て、RF無線システムの新たなコネクティビティーニーズに対応するための新しいソリューションを作り出している。

QuantalRFでは、RFフロントエンドを超小型ソリューションによって転換し、ミリ波を含む商用アプリケーション向けの高度に統合されたCMOS-SOI技術で音波およびGaAs性能と競争している。われわれは面積、コスト、消費電力、および全体的なパフォーマンスを大幅に向上させているディスラプティブなRFフロントエンドソリューションにおいて、当社の特許取得済みのQuantal Technologyを活用する。

QuantalRFは、共同創設者で元NASAの科学者であるForrest J. Brown博士の発明に基づいて設立された。これらの発明が、Quantal Technologyとして知られる当社のRFフロントエンド技術に進化した。QuantalRFは、スイスのチューリヒに本社を置き、米国とスウェーデンで事業を展開しており、広範な地域をカバーし、250を超える登録特許とアプリケーションの優れたポートフォリオをそろえている。

詳細な情報は、www.quantalrf.com を参照。

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ソース: QuantalRF
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