マルチセクター、マルチマーケット向けキャンペーン「Make It Happen In The Philippines(フィリピンで実現)」は成長企業向けのアジア有数の拠点としてフィリピンを紹介
フィリピン、マニラ - フィリピン投資委員会(BOI:Philippine Board of Investments)は、本日 2020 年 11 月 24 日、新たな国際投資促進ブランドおよびキャンペーンである「Make It Happen In The Philippines(フィリピンで実現)」を開始しました。これは、アジアにおける理想的なビジネス拠点としての可能性を強調し、フィリピンへの投資を呼び込むことを目的としています。
このキャンペーンでは、同国の高いスキルと順応性を備えた人材や、「実現」するマインド、困難な時期においても発揮される力強さと適応性を強調しています。「Make It Happen」キャンペーンは、英国政府の投資促進プログラムとの提携のもと開発されました。
世界銀行と国際通貨基金(IMF)は、フィリピン経済の V 字回復を予測しており、2021 年には 6.8% の回復を見込んでいます。高いスキルを備えた英語が堪能な人材、豊富な天然資源、堅調な国内消費者市場、東南アジアにおける戦略的な立地は、同国の競争上の優位性を強調するものです。フィリピンは、経済の重要な推進要因として迅速な産業化とインフラ整備に注力しており、外国からの参入機会を数多く提供しています。
フィリピンの成長は、エレクトロニクスの製造、自動車、航空宇宙、IT、健康分野の能力に支えられています。また、シーメンス社、ダイソン社、三菱社、ルフトハンザ・テクニック社などのグローバル企業が現地拠点を設立しています。
フィリピン中央銀行が発表したデータによると、この健康上の危機にもかかわらず、外国直接投資(FDI)の数値は、昨年の同月と比較して増加の傾向を示しています。2020 年 5 月の FDI 伸び率は、2019 年 5 月の 2 億 8,900 万米ドルから、4 億 200 万米ドルと 39.10% 増加しました。2020 年 6 月の FDI 数値は、4 億 4,900 万米ドルから 4 億 8,100 万米ドルと 7.13% 増となりました。また、2020 年 7 月には 35% の大幅な増加が記録され、前年同月の 5 億 9,000 万米ドルから 7 億 9,700 万米ドルに達しました。 フィリピンの FDI は、2021 年に 70 億米ドルに達すると予測されています。
「Make It Happen In The Philippines」ブランドは、一連の特注デジタルや、ソーシャルメディア、イベント、マーケティングパンフレットで展開される予定です。新しい多言語対応デジタル投資プラットフォーム(www.philippines.business)がすでに開設されており、投資家は BOI の投資スペシャリストと簡単につながることができます。
フィリピンの貿易産業大臣兼 BOI 議長のラモン・M・ロペス(Ramon M. Lopez)は次のように述べています。「グローバル経済やビジネスが困難な状況にある中、フィリピンの新たな「Make It Happen In The Philippines」キャンペーンでは、外国投資先としての同国の継続的な強みと、前例のない困難な時期における回復力を強調しています。」
「フィリピンは、世界で事業を展開する上で重要な場所であり、アジアの主要経済国の 1 つであり、成長著しい新興市場として知られています。」
「現在の健康上の危機が世界経済に影響を及ぼす中、フィリピンは、事業継続性を容易に維持し、Covid-19 による企業への影響を緩和するため、さまざまなインセンティブと対策を迅速に実施しました。」「真剣に仕事に取り組む姿勢」や「実現」するマインドに加え、サービス重視の商業倫理がフィリピンの未来に優位性をもたらします。」
英国のダニエル・プルーチェ(Daniel Pruce)駐フィリピン大使は次のように述べています。「フィリピンは、英国にとって重要な経済パートナーです。フィリピン初の持続的なマルチセクターおよびマルチマーケット向けブランドの始動は、FDI の拡大を促進し、経済成長や繁栄を支援するための国際的パートナーシップと協力の重要性を強化することを目的としています。」
「この象徴的な新しい投資ブランドは、フィリピンが事業運営に最適な場所であることを明確に示しています。このキャンペーンは、英国とフィリピンの緊密な経済関係を表しており、英国政府は、BOI と協力できることを嬉しく思います。」
また、外国の大手投資家たちもフィリピンでの事業展開に関する洞察や経験を共有しており、前例のない世界的な感染拡大の中、フィリピン政府の支援やフィリピン人の「Make It Happen(実現)」マインドがいかに成功を促進しているかを述べています。
同キャンペーンは国際市場でテストされ、中国、米国、英国の投資家の間で好感を得ました。 この新たな投資ブランドは、FDI の流入を呼び込むためのフィリピンの主要戦略となるでしょう。
同ブランドキャンペーンは、フィリピンのロペス貿易産業大臣、BOI のセフェリノ・ロドルフォ(Ceferino Rodolfo)委員長、英国のダニエル・プルース駐フィリピン大使が主催する国際ビジネスコミュニティのバーチャルイベントで、本日正式に発表されました。
「Make It Happen In The Philippines」イニシアチブや今後の展望の詳細については、投資家はデジタルプラットフォーム(www.philippines.business)にアクセスし、投資委員会にお問い合わせください。
以上
フィリピン投資委員会について
フィリピン投資委員会(BOI)は、貿易産業省(DTI)の管轄機関であり、フィリピンにおける投資の促進に主導的責任を担う政府機関です。BOI は、投資の促進を主導し、フィリピン国内および海外の投資家が経済活動の望ましい地域で事業に投資し、成功するのを支援しています。BOI はフィリピンにおける事業展開に関して多岐にわたり対応しています。フィリピンの投資機会について詳しくは、www.philippines.business をご覧
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