【クリーブランド2020年11月20日PR Newswire=共同通信JBN】医用画像ソフトウエアの世界的大手プロバイダーMIM Software Inc.は20日、ピーター・マッカラムがんセンター(ピーター・マック)と協力し、同センターのProstate Cancer Theranostics and Imaging Centre of Excellence(前立腺がんセラノスティクス・イメージング・センター・オブ・エクセレンス(ProsTIC))プログラムを支援すると発表した。
ピーター・マックとMIM Softwareは、同プログラムを通じて前立腺がん患者管理の改善で協力する。ProsTICは、腫瘍学上のがんの病期分類、治療計画、治療反応評価、および再発検出で臨床医を支援するツールを開発する。
ピーター・マックは、臨床試験研究を拡大し、新技術のメリットを享受できる教育拠点を確立、次世代のターゲットについてさらに研究を進めるため、ProsTICプログラムを導入した。
核医学の医師でピーター・マックの医師・研究者であるMichael Hofman教授は「メルボルンのピーター・マッカラムがんセンターにあるProstate Cancer Theranostics and Imaging Centre of Excellenceは、MIM Softwareと協力してプログラムを強化できることを誇りに思う。臨床研究者はMIM Softwareと協力してPET画像の高度な分析を実行、新たな全身腫瘍分析法を開発する。新たな予後または予測画像バイオマーカーを特定し、薬物療法の改善、個別化を通じて患者の転帰を改善する人工知能アルゴリズムの開発にも貢献したいと考えている」と語った。
PET/CTイメージングは、疾患の特定に不可欠なツールである。しかし、腫瘍学的PET/CTスキャンで腫瘍を通常摂取と区別するプロセスには時間がかかる。これらの検査には、現在は注目されていないものの、患者の予後の判断に重要な情報となる可能性のある膨大な定量的データも含まれている。こうしたデータを収集すれば、治療反応評価を含む、より個別化された患者ケアが実現するだろう。
MIM Software Inc.の最高医療責任者であるAaron Nelson医学博士は「臨床医の信頼を高めるための、さらなる定量化が求められており、MIM Softwareはデータ主導の意思決定の結果として患者の転帰を予測するのに重要な役割を果たすことができる。今回のピーター・マッカラムがんセンターとのコラボレーションは、FDGおよびGa-68 PSMA PET病変の定量化のための再現可能で効率的な方法の開発に役立つだろう」と語った。
▽MIM Software Inc.について
MIM Softwareは、顧客中心の革新的なイメージング、ワークフロー、およびデータソリューションを提供することにより、患者ケアの向上に取り組んでいる。MIM Softwareは、業界をリードする腫瘍学ツールと併用して、計画の質を保証し、効果的なデータ使用と効率を最大化できる重要なソフトウエアパッケージを提供している。
オハイオ州クリーブランドに本社を置くMIM Softwareは、世界中にオフィスのある株式非公開企業である。
MIM Softwareの詳細については、www.mimsoftware.com を参照。
▽ピーター・マッカラムがんセンターについて
ピーター・マッカラムがんセンターは、世界をリードするがんの研究、教育、治療施設で、がんに罹患した人々のケアに特化したオーストラリアで唯一の公衆衛生サービスである。
同病院には700人以上の研究室および臨床の研究者を含む3200人以上のスタッフがおり、全員がより良い治療、より良いケア、がんの潜在的治療法の提供に集中している。
ピーター・マックとProsTICプログラムの詳細については、www.petermac.org/ProsTIC を参照。
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