【モントリオール2020年10月6日PR Newswire=共同通信JBN】医療用・呼吸器防護用マスクの世界大手メーカーの1つであるメディコムグループ(Medicom Group、「メディコム」)は6日、米国のマスク生産事業の拡大を発表した。同社は米ジョージア州オーガスタにある既存のUnited Medical Enterprise施設の3倍の面積を持つ第2の工場を加える。
オーガスタ地域に位置する予定の新たな生産施設は、最新テクノロジーにより新たな最先端の医療用およびN95タイプのマスク生産設備を擁する。複数の新たな機械が既に現地に到着済みで、今後数週間にさらに多くが到着する予定である。生産能力の増加によりメディコムは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のアウトブレイク中、米国市場向けの医療グレードのマスクとN95タイプの防護マスクの供給を拡大し、米国が万全の態勢で今後の需要に対応するよう支援することが可能になる。
メディコムのGuillaume Laverdure社長兼グローバル最高執行責任者(COO)は「メディコムは32年以上にわたり個人用防護具の信頼された名前である。多角的な供給は常にメディコムの長期戦略であり、当社の米国内の生産量を4倍に拡大し、今後数年にわたって医療専門家を守るのに役立つ製品を供給すると発表できることは喜ばしい。長年に及ぶマスク生産の専門技術・知識を持つ長期勤続社員が多いため、われわれはジョージア州オーガスタにとどまることを選び、それによりシームレスな拡大が確かなものとなる」と述べた。
6日発表された米国の新施設のほか、メディコムは過去数カ月間にシンガポール(Singapore )、英国(U.K )、カナダ(Canada )の工場、ならびにフランスの第2工場(second factory in France )を加え、フランス、中国および台湾の既存工場の生産力を拡大した。
30年間に及ぶ科学的な感染対策の専門知識と3大陸に戦略的に配置された原材料サプライヤーと生産オペレーションの広範なグローバルネットワークを持つメディコムは、フェースマスク、医療用ガウンなどの防護衣類の信頼できる高品質な現地生産を現在と将来にわたって確保しようとする全世界の政府と医療機関から引く手あまたのパートナーとなった。
▽メディコムグループについて
メディコムグループ(Medicom Group)は、医療、歯科、産業、アニマルヘルス、研究室、小売り、ヘルス・ウェルネス市場向けの高品質、使い捨ての予防および感染対策製品の世界大手メーカー兼販売業者の1つである。メディコムは、メディコム(Medicom)、Ritmed、Ocean Pacific、Hedy、Kolmi、Hopenの各ブランド名で感染対策製品を販売している。メディコムはフランスのアンジェにあるKolmi-Hopen社、香港のMedicom Asia、シンガポールのKHM Engineering、英国のMedicom HealthProの下で事業展開している。
メディコムは、パンデミックの際の個人用防護具の需要に対応する広範な経験を有している。メディコムは、世界的なHIV(エイズウイルス)危機の際の医療従事者向けの医療用手袋の緊急なニーズに応えて1988年に設立された。それ以来、同社は鳥インフルエンザ、SARS、H1N1、エボラ出血熱など複数の感染症流行の際に感染対策ソリューションの信頼できるサプライヤーとなってきた。
メディコムの詳細と広範な医療用フェースマスクを含む感染対策ソリューションの包括的なポートフォリオについては、https://Medicom.com を参照し、Twitter(Twitter )@MedicomNAで当社をフォローするか、Facebook(Facebook )またはLinkedIn(https://www.linkedin.com/company/a-r--medicom-inc-/ )の当社ページを参照。
▽メディア問い合わせ先 Gayle Padvaiskas, Vice President, Marketing, AMD Medicom Inc., gpadvaiskas@medicom.ca