フライブルク(ドイツ), 2020年9月1日 /PRNewswire/ -- Davor Sutija博士が最高経営責任者(CEO)としてNexWafeの経営陣に加わった。Stefan Reber博士は最高技術責任者(CTO)兼マネージングディレクターを続ける。
NexWafeは1日、Davor Sutija氏が同日付でCEOとして同社に入社したと発表した。
Davor Sutija氏は主要技術企業の指揮とその国際的進出を推進した幅広い経験がある。シリコンウエハー生産の経験豊富で、2004年にRECに買収されたSiNor(現在のNorwegian Crystals)を共同創業した。エンタープライズサーチ企業FASTの上級副社長、プリンテッドエレクトロニクスの世界的リーダーThin Film ElectronicsのCEOとして、新市場の確立や革新的技術商品の開拓を通じて株主価値の創出に成功した。
NexWafeのPeter Pauli会長は「当社の商業段階入りに伴い、Davor Sutija氏のCEO任命を発表できるのは非常に喜ばしい。彼の広範な経営経験と実証済みの指導力だけでなく、強い商業志向と価値創造の素晴らしい実績は、来年初めに顧客への出荷を始める当社に大きな利点になるだろう」と語った。
Stefan Reber共同創業者兼CTOは「NexWafeが商業出荷に進むに際して、Davor(Sutija氏)を喜んで取締役会に迎える。彼はわがチームを補完し、世界的な技術商品企業構築の手助けに集中するだろう」と述べた。
NexWafeは単結晶シリコンウエハー生産で二酸化炭素排出量が従来のウエハーの半分となる連続プロセスエピタクシー利用の先駆者である。直接ガストゥウエハー製造工程を通じて排出を最小限にすることで、NexWafeはより薄く、より優れた特性の正方形ウエハーを生産できる。同社はドイツのフライブルクで5MWの試験生産の準備を整えており、2021年前半に適格な顧客に供給を開始する予定。NexWafeの商品は太陽電池の最高の効率を可能にし、太陽光発電の電力コストを20%以上引き下げる。手続きが完了すれば、ビターフェルト生産工場で生産規模拡大に着手し、2023年までに年産4億5000万枚に達する予定。高効率・超薄型のEPINEX™商品の2021年初めの出荷準備が整い、NexWafeは太陽光発電と太陽エネルギー産業を新時代に導こうとしている。
▽NexWafe GmbHについて
NexWafeは太陽光発電用シリコンウエハーの革新的なエピタキシャル生産技術の工業化に力を入れている。ドイツのフライブルクで、同社は従来の太陽電池とモジュール製造に完全に互換性のある高品質単結晶ウエハーの試験生産ラインを運営している。NexWafeの独自のEpiWafer工程で、結晶シリコン層がシードウエハーに堆積した後、分離される。この革新的な技術で、ウエハーはどのような薄さにも生産できる。この新たな簡素化された製造工程により、設備投資は従来の結晶成長法に比べて50%に削減され、製造工程の二酸化炭素排出は70%減る。NexWafeは2015年にFraunhofer Institute for Solar Energy Systems ISEから分離独立した。主要投資家はSaudi Aramco Energy Ventures(SAEV)、Green Growth Fund 2(GGF2)など。
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▽問い合わせ先
NexWafe GmbH
Dr. Stefan Reber
Chief Technology Officer and Founder
Phone: +49 761 7661 18600
Email: stefan.reber@nexwafe.com