【深セン(中国)2020年8月4日PR Newswire】業界をリードするソフトウエアとハードウエアの半導体ソリューションを提供する総合ソリューションプロバイダーであるShenzhen Goodix Technology Co. Ltd.は3日、Dream Chip Technologies GmbH(DCT)の買収を完了したと発表した。DCTの買収は、Goodixが多角化戦略を構築しグローバルなエンジニアリング人材を統合する上で重要なステップである。DCTの強力な技術、製品提供、市場参入度と、Goodixの革新的で急成長中のチームとは理想的な組み合わせであり、スマートモバイルデバイスと車載アプリケーション向けの総合ソリューションを迅速に提供するGoodixの能力を加速し、拡大を続ける世界的な顧客ベースにサービスを提供する。
最近のHyundaiおよびLynk & Coによるデザインウィンは、Goodixの車載アプリケーション市場への拡張が消費者に認知されていることを明示している。DCTは自動運転システムに大きな重点を置いており、両社の統合は、差別化された製品を全世界の自動車顧客に提供する上でGoodixの技術的能力を一層強化する。大規模なSoC、FPGA、組み込みソフトウエア、システムの開発に特化したDCTの世界クラスの画像信号処理チームは、Goodixの保有する技術を拡充し、より完全で総合的な研究開発チームを完成させる。2社が力を合わせることで、スマートモバイルデバイス市場への向上した広範な製品提供が実現する。
GoodixのCEOであるDavid Zhang氏は「DCTの成功実績と市場妥当性は、当社の車載アプリケーションとISP製品の戦略的展開と完璧に合致している。Goodixの市場での主導的位置付けと相まって、われわれは統合された顧客ベースに対し魅力的なソリューションを提供する好位置にある」と述べた。
DCTのPeter Schaper最高経営責任者(CEO)は「これはDCTにとって極めて重要な動きだ。Goodixから基本的な支援を受け、現在DCTは顧客を全面的なASIC事業に引き付けることが可能で、優れたチップ設計力のみならず、今や確かな品質のASICサプライチェーン全体によっても顧客を支援する。これにより高い処理能力を必要とするSoCに対する今後のあらゆる需要に対応し、自動運転と車内の快適性能を支援する」と語った。
▽Goodixについて
Goodix Technology(SH:603160)はIC設計とソフトウエア開発に基づくアプリケーション向けの総合ソリューションプロバイダーで、スマートデバイス、IoTアプリケーション、自動車エレクトロニクス向けの業界をリードするソフトウエアおよびハードウエアの半導体ソリューションを提供している。Goodixはグローバル市場で最大のAndroidデバイス向け生体認証ソリューションプロバイダーとして広く認められている。詳細はウェブサイトwww.goodix.com を参照。
▽Dream Chip Technologiesについて
Dream Chip Technologies GmbH(DCT)はドイツのファブレス半導体技術企業で、大容量のASIC、FPGA、組み込みソフトウエアおよびシステムの開発に特化し、車載用ビジョンシステムにアプリケーションの重点を置く。世界中のさまざまな産業部門の企業がDCTの専門技術・知識と傑出したエンジニアリングスキルを信頼している。高性能のビジョンテクノロジーで同社の顧客を支援し、需給のギャップを埋めることがDCTのミッションであり、このようにして顧客がコア事業をおろそかにすることなく新製品を発売することを可能にする。この戦略は、事業安定性と製品イノベーションによる着実な成長を同時に確保する。同社の強力な開発チームは25年を超えるデザイン経験を顧客にもたらす。企業の主な強みは画像信号処理(ISP)、デバイスインターネットワーキング、車載システムである。同社は現在、ドイツとオランダに100人を超すエンジニアを擁する。詳細はウェブサイトwww.dreamchip.de を参照。
▽問い合わせ先
Sunny Wang
+1 (857) 272-2424
ソース:Goodix