【マンチェスター(英国)2020年8月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*DisplayWeek 2020で技術を紹介
OTFT(有機薄膜トランジスタ)バックプレーン用途に特化した有機素材のグローバルリーダーであるSmartKemは3日、同社がテレビ、モニター、サイネージを対象としたフルアレイ・ローカルディミング(FALD)向けのバックライト・プロトタイプを開発したと発表した。
SmartKemの素材を使用するOTFTは、アクティブ・マトリクス・バックプレーンの製造に使用され、回路基板に数千の個別のミニLEDのアレイを駆動するため、完全な黒レベルの優れた高解像度画像を提供する。必要とされる部分だけバックライトをローカルディミングできる能力は、エネルギー節約にも寄与し、使用中のFALD LED TVをさらに効率的にする。
SmartKem Ltd.のIan Jenks会長兼最高経営責任者(CEO)は「当社のミニLEDバックライト・プロトタイプは市場から注目されてきた。われわれは、電気泳動、LCD、MicroLED、OLEDディスプレーに及ぶさまざまな用途に最適なクラス最高のOTFT素材を保有している」と語った。
有機半導体フォーミュレーションの開発に対するSmartKemのアプローチは、整合した高誘電率半導体オリゴマーと結合する一連の高移動性多結晶小分子を設計することであった。合成OTFTデバイスは、業界最高のパフォーマンスを誇り、既存の工場で標準的な生産設備を使って製造可能である。
SmartKemは、2020年8月3日から7日まで開催されるDisplayWeek 2020(DisplayWeek 2020 )のシンポジウムおよび展示会でこの技術を紹介する。
▽SmartKemについて
SmartKemは、業界標準生産に適合した有機薄膜トランジスタ(OTFT)バックプレーン用途に特化した有機素材のグローバルリーダーである。SmartKemは、トランジスタバックプレーン向けの低温・溶液堆積型の有機半導体の設計、開発、工業化、技術移転に注力している。SmartKemの技術は、1100億ドルの電子ディスプレー業界の変革を目指している。https://www.smartkem.com
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ソース:SmartKem
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