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ペルー中央準備銀行年次総会:Thousand Cities Strategic Algorithms(TCSA)が「ソブリンアセット通貨システム」を提案

Thousand Cities
2020-08-03 15:23 2511

【パリ、深セン(中国)2020年8月3日PR Newswire】深センのThousand Cities Strategic Algorithms Cloud Technology Ltd.(TCSA)は、ペルー中央準備銀行とReinventing Bretton Woods Committee(ブレトン・ウッズ協定再建委員会、RBWC)が2020年7月24日に開催した第12回年次総会「A New Era of Policymaking for Post-Pandemic Emerging Economies(パンデミック後の新興国向けの政策立案の新たな時代)」に、世界の中央銀行向けソブリン通貨技術のアドバイザーとして招待された。

バーチャル会議には、ロシア、パキスタン、コスタリカ、アルメニアの各中央銀行のほか、Latin American Currency Reseach Center(中南米通貨研究センター)、International Finance Association(国際金融公社)、University of Pennsylvania Economic Research Institute(ペンシルバニア大学経済研究所)が参加した。RBWCのMarc Uzan会長は、世界各国での新型コロナウイルス感染症のパンデミックの経済的影響を強調した。出席した各中央銀行は、経済の健全性と生産性を回復し、金融の安定性を維持し、パンデミック後の政策立案への道筋を描くため、それぞれの財政および金融政策決定を共有した。

TCSAは、ソブリン信用通貨を包括的なデータとアルゴリズム分析によってサポートされるソブリンアセット通貨にアップグレードすることにより、国家経済が金融・通貨制度を強化すべきだと提案した。この革新的なアプローチにより、中央銀行は財政、経済、通貨データを真に統一することができる。この統一により、国の経済、財政、通貨制度を直接監督する「Policy Decision Cockpit(政策決定コックピット)」を構築できるようになり、政府当局者や政党が経済政策や社会プログラムを試験運用するための効果的なツールとなる。「Policy Decision Cockpit」により、中央銀行は、信頼できる見取り図、確固たる証拠、リアルタイムの最適化を使用して経済政策を設計することができる。このツールは、内外のショックに対する金融政策の有効性と対応力を高め、経済統治システムの目標を定めた改革を支援する。

TCSAの「ソブリンアセット通貨システム」には、2つのパッケージオプションがある。1つは、「電子決済+AIアルゴリズムエンジン+Policy Decision Cockpit」、もう1つは、「デジタル通貨+AIアルゴリズムエンジン+Policy Decision Cockpit」だ。どちらのシステムも、既存のPOS、モバイル決済、オンラインバンキングシステム、デジタル通貨スキーム上に1-3年以内に構築でき、既存の決済システムの強力でリスクのないアップグレードを効果的に保証する。さらに、TCSAは、カスタマイズされたすべてのソフトウエアとハードウエアについて総括的な技術移転を中央銀行の提携先に実行し、絶対的なデータのプライバシーとセキュリティーを確保する。

TCSAは8月、さまざまな中央銀行とのウェビナーを主催し、「ソブリンアセット通貨システム」の実装について議論を深める予定だ。

ソース:Thousand Cities

ソース: Thousand Cities