2021年よりも前にプログラムに加入したHEVC Advanceライセンシーについては上限額も現行維持
米国マサチューセッツ州ボストン, 2020年7月2日 /PRNewswire/ -- 独立系ライセンスアドミニストレーターであるHEVC Advanceは本日、HEVC/H.265プールライセンスの実施料を2021年1月1日から2025年12月31日までの5年間(「初回更新期間」)、現行のまま据え置くと発表しました。
HEVC Advanceは同時に、カテゴリーならびにエンタープライズごとの上限額は2021年1月1日から20%の引き上げが予定されているが、2020年12月31日までにプログラムに加入していて優良な状態にあるライセンシーについては、初回更新期間が終了するまで引き上げを見送ると発表しました。
「IP義務を遵守している企業に対して、ライセンサーの皆様がロイヤルティ料金と上限額の現行維持を決定されたことを大変嬉しく思っています」と、HEVC AdvanceのCEOであるPeter Mollerは述べています。「ライセンサーの皆様のこの決定は、HEVC Advanceプールには実に多くのHEVC特許所有者にご参加いただいていることを踏まえれば特筆すべきことです。2016年の設立時にはライセンサーが6社、必須特許が約500件でしたが、ロイヤルティ料金の引き上げは一切なしに、現在ではライセンサーは29社、必須特許は約11,000件にまで伸びています。」
HEVC Advanceは、まだHEVC AdvanceプールのライセンサーになっていないHEVC標準必須特許の所有者に対して、2020年12月31日までに提出されかつ必須と判定された特許については、特許ポイントの割増という形でまだインセンティブが用意されていると呼びかけています。詳細情報については、HEVC Advance(licensing@hevcadvance.com)までお問い合わせください。
HEVC Advance について
HEVC Advanceは、必須特許をライセンスするためのHEVC/H.265特許プールの展開、運営および管理を主導するために設立された、独立系ライセンスアドミニストレーターです。HEVC Advanceは、HEVC特許技術のための透明かつ効率的なライセンスメカニズムを提供します。HEVC Advanceに関する詳細情報は、www.hevcadvance.comをご覧ください。