【順天(韓国)2020年6月30日PR Newswire】ソウルの南約415キロの順天市が26日明らかにしたところによると、同市で、コロナウイルス感染拡大により大きな打撃を受けた恵まれない市民を支援するための富の分かち合いキャンペーンが広がっている。
キャンペーンは許錫・順天市長の提案で3月に始まった。市長は李氏朝鮮(1392-1910)の裕福な人々からヒントを得た。その富裕層はいわゆる「クォンブン(gwonbun)」運動の下で、貧しい人と財産を分かち合うことで「ノブレス・オブリージュ」を実践したとして称賛された。
順天市は「市長自身からの1000万ウォンを含め、総計104の機関と団体が6億8000万ウォン(56万7186米ドル)を寄付した」と述べた。
寄付を活用して順天市は、COVID-19の拡散による経済的な困窮に苦しんでいる低所得世帯、身体障がい者、多文化世帯や他の恵まれない市民らに配分するために、毎月500から1000の援助パッケージを創設した。
ボランティアの支援で作られる援助パッケージには、コメ、「ラミョン」(即席麺)、干のり、果物とマスクを含む日常必需品が入っている。
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ソース:Suncheon City Hall