【南京(中国)2020年4月30日PR Newswire】Suning Holdings Groupが保有する中国の大手オンライン・ツー・オフライン(O2O)スマートリテール企業のSuning.com(002024.SZ)は2020年第1四半期の決算を発表した。リポートによると、Suning.comが達成した売上高は、578億3900万元(81億7200万ドル)、総取扱額(GMV )は886億7200万元だった。このうちオンライン・オープン・プラットフォームのGMVは前年同期比49.05%増の241億6800万元。パンデミックの大流行に直面したが、Suning.comは前向きな変革を探った。オンライン事業と宅配サービスを精力的に伸ばし、オンライン事業のGMVは610億4000万元と、全事業の68.85%を占めた。
パンデミックの状況下でSuning.comは、蓄積したフルシナリオのインターネット展開能力とフルカテゴリー商品、自力物流を全面的に活用した。さらに同社はコミュニティー消費事業を見出して、宅配サービスを発展させ、環境に配慮したブランド提携を深めた。こうした転換のおかげでSuning.comの日用品割合は徐々に増え、業界平均を大きく上回り、Suningのフルシナリオ・スマートリテール事業の力と可能性を発揮した。
2020年第1四半期中に Suning.comは消費者に豊富な商品と無休営業を保証した。 Suning CarrefourとSuning Convenience Storeはサプライチェーンを最適化し、100以上の都市で物流ニーズを満たした。「レイジー経済」の消費需要について Suning.comは、IT技術から商品構成まで家庭向けサービスを完全に最適化し、店舗と倉庫を統合するサプライチェーンを構築した上、最適時間の配送を確保し、プラットフォームにより多くのオンライントラフィックと高い評判をもたらした。第1四半期にSuning.comの新規登録会員は2300万人で、全会員数は5億7800万人を突破した。とりわけ月間アクティブユーザーは前年同期比で36.87%増えた。加えてSuning Carrefourは2四半期連続で黒字を計上し、宅配サービスは目覚ましく伸びて、3月のCarrefour全販売の10%を占めた。さらにSuning.comの FMCG事業規模は前年同期比で167.99%急成長した。
Suning.comは2020年第1四半期に副次的な市場での拡大を加速させ、新規ビジネスモデルを発見することで、戦略転換を成し遂げ、営業力を維持した。この期間中に同社は、従業員がライブストリーミングを通して店舗から販売することを奨励し、Tuike (Community Recommendation)事業の194.84%拡大を促した。一方Retail Cloudの新規フランチャイズ数は466で、全フランチャイズ数は4963 になった。またSuning logistics は多様なサービスと高い効率を形成し、家電や3C、家具、食品、雑貨の多くの企業と提携した。
Suning.com Groupのチァン・ジンドン会長は、パンデミックの発生が短期的には大きな経済的打撃をもたらすが、中国経済の長期発展見通しには影響しないと述べた。2020年のSuning の目標は安定した成長と着実な投資を求め続け、インフラ建設を強化し、事業の透明性と統合を実現することだ。Suning はフルシナリオの成長を続け、資源を生み出す能力を高めていく。
ソース:Suning.com