【南京(中国)2020年4月20日PR Newswire=共同通信JBN】Suning Holdings Group が保有する中国の大手オンライン・ツー・オフライン(O2O)スマートリテール企業のSuning.com(002024.SZ)は4月17日、2019年の財務結果を発表した。財務報告書によると、2019年の売上高は2692億2900万元(380億6000万ドル)を達成し、株主帰属の純利益は98億4300万元、総取扱額(GMV)は前年比12.47%増の3787億4000万元だった。
Suning.comは2019年にCarrefour China株式の80%を取得した。これにより小売り分野におけるフルシナリオレイアウトが確立した。2019年時点でSuning.comは、さまざまな業態の8216店舗を経営し、低規模市場でのリテールクラウド・フランチャイズの数は4586店に上る。オンラインのGMVも2387億5300万元に増加し、オープンプラットフォームのGMVは前年比37.14%増の803億1400万元に上った。
さらにフルカテゴリー戦略は2019年にSuning.comにとって有効だった。雑貨は前年比115.44%増と着実に増加し、全売上高では家電製品に次いで2番目になった。フルカテゴリーのオムニチャンネル方式は宅配事業によってさらに多くの消費者を引き付け、消費者のショッピング体験の向上と消費者の行動およびブランド信頼度を強化して、当社を助けた。
Carrefour Chinaが営業効率を着実に引き上げたことを強調したい。Suning.comの第1四半期財務結果の予想によると、Carrefour Chinaは2四半期連続で黒字を達成し、宅配サービスは顕著な業績を上げて、3月の Carrefourの全売上高の10%を占めた。Suning.comはCarrefour店を徐々に変革し、Suning Convenience StoresとCarrefourの店舗倉庫の統合によって、総合的な日用消費財(FMCG)サプライチェーンを構築した。この方式を通してSuning.comは、フルシナリオ、リアルタイム、低コストにより、店舗と宅配への迅速な商品補給を実現できた。
物流インフラに関しては、2019年末までにSuning Logisticsは、2万5881カ所の配送拠点と1210万平方メートルの自社倉庫および関連支援施設を整えた。2019年に Suning Logisticsは低コストとリアルタイム、多様な経済的配達力を生かし、社会適合的で特別なサプライチェーンシステムを高めるために、先進的インフラネットワークの構築と倉庫からの配送事業の開放性に力を入れた。
あらゆるシナリオの小売業の結成と全面統合は、Suningの先進的発展に新たな息吹を吹き込んでいる。感染症の世界的大流行という重圧の下で、Suning.comのフルシナリオ経営における革新的探索は目覚ましい結果をもたらした。Suning.comはユーザーの社会化とコミュニティーおよびコンテンツ重視の消費特性に目標を定め、多方面から営業効率を高めるために、ソーシャルeコマースや宅配事業、ライブストリーミングといった革新的事業形態にたえず挑戦し、極めて強い圧力に耐える能力と多様な事業分野にわたる相乗効果を発揮している。
ソース:Suning.com