アルテック株式会社と提携、日本の成長市場と需要に対応
東京、2020年2月12日 /PRNewswire/ -- Clearpath Robotics Incの産業部門であるOTTO Motorsは、本日、日本市場への本格参入を発表しました。日本市場への参入は、オンタリオ州に本社を置くOTTO Motorsの北米以外での初めての参入及び展開になります。
OTTO Motorsは、日本の物流や製造関連企業をサポートするために、欧米の最先端のテクノロジーを取り扱う専門商社であるアルテック株式会社と提携しました。
両社は、今月東京ビッグサイトで開催される「ロボデックス -ロボット[開発]・[活用]展-」でパートナーシップを発表しました。
OTTO Motorsの最高収益責任者(Chief Revenue Officer)リチャード・ベイカー氏は、「この度のアルテック株式会社との提携はOTTO Motorsにとって大きな前進になる」と述べています。「当社の革新的な自律走行型搬送ロボットは、2015年以降、北米の工場や倉庫の生産性向上に貢献してきました。2018年には、アルテック株式会社と協力して、日本市場で複数の導入事例を作りました。」
OTTO Motorsとアルテック株式会社は、日本国内の自動車、ロジスティクス、食品、産業機器業界等の顧客にサービスを提供しております。
導入先事例では、自動車メーカー「マツダ株式会社」の大手部品サプライヤーである「株式会社ヒロテック」が広島本社工場内にて、「磁気テープ式無人搬送車両 AGV 8台の運用から、自律型搬送ロボットOTTO 3台」への入れ替えを実施し、自動車のドアパネルを溶接するラインでの搬送効率と生産性を向上させました。
株式会社ヒロテックは、2017年にHIROTEC AMERICAでOTTO Motorsの自律走行型搬送ロボットを導入し、スペアパーツの生産を自動化しました。今回の広島本社工場でのOTTO導入は2工場目となります。
アルテック株式会社の取締役常務執行役員である陶山秀彦氏は、次のように述べています。「OTTO Motors製品を日本市場に投入したことを誇りに思います。 日本市場でOTTO自律型搬送ロボットの需要は、多くの業界での需要が見込まれております。」
OTTO Motorsとアルテック株式会社とのパートナーシップは、日本市場にとって重要な時期に来ています。自動リフトやカートなどを搭載した自律走行型搬送ロボットは、多くの工場や倉庫での搬送業務を改善と業務効率の向上手段として注目されています。
ABI Research社によると、モバイルロボットの世界市場は、2030年までに2,240億ドルを超えると予想されています。日本国内においは、少子高齢化により、今後の日本企業は自律走行型搬送ロボットやその他の産業オートメーション等の需要が更に高まると見込まれています。
【OTTO Motorsについて】
OTTO MotorsはClearpath Robotics Incの産業部門です。
OTTO Motorsは、製造施設や倉庫内でのマテリアルハンドリングに自動運転技術を提供しています。OTTO Motorsは、最も要求の厳しい産業環境にまたがるミッションクリティカルな場面で信頼されています。OTTO Motorsが展開するロボットの75%は、Fortune 500企業内にあります。詳細については、www.ottomotors.comをご覧ください。
【アルテックについて】
アルテックは、日本の製造業をサポートするために、ヨーロッパや米国等から最先端の機械と設備を輸入する専門商社です。
顧客との絆、すなわち信頼関係を事業の基盤としながら、業界を徹底的に調査し、常に新しい分野で挑戦することで、顧客の期待を超える満足を提供してきている企業です。
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1089026/OTTO_Motors_Logo.jpg