omniture

IHSマークイットとYieldbrokerがオーストラリアとニュージーランドの取引コスト分析強化へ提携

IHS Markit
2020-01-29 07:00 6748

【ロンドン、シドニー2020年1月29日PR Newswire=共同通信JBN】重要な情報、分析、ソリューションの世界的リーダーであるIHSマークイット(IHS Markit)(NYSE: INFO)は29日、オーストラリアとニュージーランドの主要ティア1の債務証券・デリバティブ向けの認定電子取引プラットフォームであるYieldbroker(Yieldbroker )と提携し、取引コスト分析(TCA)サービスで債券分析を強化したと発表した。

今回の提携によって、IHSマークイットのマルチアセットTCAツール、独立債券価格設定、流動性データと、Yieldbrokerの6兆に上るオーストラリアドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)の市場取引高が統合される。統合されたこれらのサービスは顧客に高度な取引執行分析と幅広いデータを提供し、債券市場における透明性を提供する。

IHSマークイットのマネージングディレクターであるクリス・パシュリー氏は「今回の提携は、オンショアとオフショアのAUDとNZDの債券市場プレーヤーに提供する当社のグローバルなマルチアセットTCAを拡大した当然の結果である。われわれは、総合的な最良執行ソリューションのスイートを継続的な強化にコミットし、顧客が取引業務を最適化し、債券市場に対する新しい視野を広げ、コンプライアンスと規制上の報告のコストと運用負担を軽減する」と語った。

Yieldbrokerのアンソニー・ロブソン最高経営責任者(CEO)は「IHSマークイットとの提携によって、AUDとNZDの債券市場で活発な機関向けの魅力的なソリューションが生まれる。今回の提携は、Yieldbrokerのクライアントにエンドツーエンド取引ワークフロー・ソリューションを提供するという当社の戦略的意図を下支えする。IHSマークイットと提携することで、われわれはAUDとNZDの債券市場に対する二次的な市場透明性、分析、洞察をさらに向上させることができる」と語った。

オーストラリアのRG 97、欧州のMiFID IIとPRIIPSなどの市場慣行および規制の進化は、金融機関が取引執行品質の監視でプログラムのさらなる利用を促してきた。

今回の提携で両社の顧客は以下を享受できる。

*時点の約定価格遅延ベンチマーク

*セキュリティーレベルの呼値スプレッドデータ

*セキュリティーレベルの流動性スコアリング

*RG 97リポーティングデータ

*ブローカーディーラー業績分析

*見積依頼(RFQ)分析

IHSマークイットは2011年からエクイティー、ボンド、FX、銀行ローン、金融市場、CDS、その他のOTCデリバティブを含め、マルチアセットクラスをカバーする最良執行とTCA向けの高度なツールを提供してきた。

▽IHSマークイット(www.ihsmarkit.com について

IHSマークイット(IHS Markit)(NYSE:INFO)は、世界中の経済を牽引する主要産業と市場向けの重要な情報、分析、ソリューションの世界的リーダーである。同社は、企業、金融、政府の顧客に次世代の情報、分析、ソリューションを提供し、彼らの運用効率を向上させ、十分な情報に基づく、自信を持った意思決定につながる深い知見を提供している。IHSマークイットには、Fortune Global 500の80%や世界の大手金融機関を含む5万以上の企業、政府顧客がいる。ロンドンに本社を置くIHSマークイットは、持続可能で収益性のある成長にコミットしている。

IHSマークイット(IHS Markit)は、IHS Markit Ltd.および/またはその関連会社の登録商標である。その他全ての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標である可能性がある(c)2019 IHS Markit Ltd. 無断複製・無断転用禁止。

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/768006/IHS_Markit_Logo.jpg

ソース: IHS Markit
Related Stocks:
NYSE:INFO
Related Links: