HEVC Advanceが、ライセンサーおよびライセンシーへのファーウェイ加入を発表
ボストン/深圳発, 2020年1月14日 /PRNewswire/ -- 本日、独立系ライセンスアドミニストレーターであるHEVC Advance は、Huawei Technologies Co., Ltd.(ファーウェイ)およびその関連会社が、HEVC AdvanceのHEVC/H.265特許プールのライセンサーおよびライセンシーとして加入したことを発表した。ライセンサーとして、ファーウェイの保有するすべてのHEVC/H.265 標準規格特許は、HEVC Advance特許プールを通じて提供される。ライセンシーとして、ファーウェイは、HEVC/H.265ビデオコーデック規格を実装するために不可欠である10,000 件(現在も増加中)を超える世界特許にアクセス可能となる。
「特許ライセンシングは、イノベーションに対して正当な報酬を提供し、研究開発へのさらなる投資を奨励し、継続的な産業界の進歩を促進します。特許プールは、知的財産をライセンスする多くの方法の 1 つです。ファーウェイは、他のビデオテクノロジーの貢献企業と協力して、特許実施企業にワンストップライセンスを提供すると同時に、個別ライセンスを維持することにより、自社のビジネスニーズに基づいて特許実施企業に様々なライセンスモデルを選択する機会を提供できることを非常に嬉しく思います」と、ファーウェイのグローバル知的財産部長のJianxin Ding は述べ、「HEVC Advance と連携することで、ファーウェイによるメディアテクノロジーのイノベーションを、産業界で広範に利用いただけるようになり、日常生活でも職場でも、高度なビデオテクノロジーの便利さと喜びを消費者にお届けします。」とする。
HEVC Advance の CEO、Peter Moller は、「ファーウェイとのコラボレーションは、双方にとって有益で合意に基づく標準規格特許ライセンスの非常に良い例を示すものです。ファーウェイは、世界最大かつ最も重要なテクノロジー企業の1社です。イノベーションと知的財産のリーダーであり、通信・メディア業界で広範に使用されている多くの規格の開発において多大な貢献をしています。ファーウェイのサポートを得たことは、IP 障壁を取り除くという我々の特許プールの目標に向けてさらに大きく一歩前進するとともに、HEVCテクノロジーの恩恵をあらゆる消費者と市場参加者にお届けすることを可能にするものです。ファーウェイと連携して、中国およびその他の国々で健全かつ協調的な標準規格特許のライセンス環境を促進していくことを期待しています。」と述べる。
ファーウェイについて
1987年に設立されたファーウェイは、世界有数の情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスのグローバルプロバイダーである。ファーウェイは、すべてがつながるインテリジェントな世界に向けて、あらゆる人、家庭、組織に対しデジタル環境を実現することに全力で取り組んでいる。ファーウェイは、170を超える国と地域で事業を展開し、世界中の30億人以上にサービスを提供している。ファーウェイの詳細については、www.huawei.com をご覧ください。
HEVC Advance について
HEVC Advance は、HEVC/H.265 特許プールの必須特許のライセンシングのために、その発展、運営、管理を、推進するために設立された、独立ライセンスアドミニストレーターである。HEVC Advanceは、HEVC特許技術のための透明かつ効率的なライセンスメカニズムを提供する。HEVC Advance に関する詳細情報は、www.hevcadvance.com. をご覧ください。
プレスリリース
連絡先: press@hevcadvance.com
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