Braidy Industriesがケンタッキー州アシュランドにBraidy Atlas Millを建設し、ナノクリスタリン粉末の製造を開始するにあたり、オテロ氏が複数のアルミ産業企業の役員を務めてきた経験を同社に持ち込む
ケンタッキー州アシュランド, 2019年12月9日 /PRNewswire/ -- 世界規模の輸送車両、工具製作、食品飲料産業向けの金属製造業者であり、ケンタッキー州アシュランドに拠点を置くBraidy Industries, Inc.(「Braidy Industries」)は2020年1月6日付けでマイク・オテロ氏を最高執行責任者(COO)に任命しました。オテロ氏はアシュランド本社のトップに就くとともに、Braidy Industries経営陣に参画します。オテロ氏はクレイグ・ブシャールBraidy Industries CEO兼会長に直属することになります。
直近まで、オテロ氏はオマーンのソハールに5億ドルをかけてグリーン・フィールドからアルミ圧延工場とプラントライン施設を建設したOman Aluminum Rolling Company, LLC(OARC)のCEOを務めていました。オテロ氏のOARC在職中に同社はEBITDAとキャッシュフローが黒字化し、米国向け世界最大のアルミコイル製品(一般合金および箔製品)海外サプライヤーとしての戦略的立場が可能になりました。OARCに移籍する前、オテロ氏はSohar Aluminumのコマーシャル&サプライチェーン・マネージャーを務めました。 これは27億ドルをかけてグリーン・フィールドから精錬所と発電所を建設するプロジェクトでした。
また、オテロ氏は1989年~1997年の間、Rio Tinto Aluminum、Edwards D. Jones & Co., LLP、Crown Craftsおよびアメリカ海兵隊予備役で物流の専門家として勤務を経験しています。
クレイグ・ブシャールBraidy Industries CEOは次のように述べています。「Braidy Industriesは世界クラスのアルミ圧延工場建設を推し進めているので、マイクのアルミ産業での幅広い役員経験が唯一無二の強みとなることでしょう。彼の経営面と金融面での業績と、商業用工場建設を成功に導いた経験が、私たちの目標である、より軽く、より強い低炭素合金を全米のために開発するうえで役立つことがいずれ立証されることでしょう。」
オテロ氏は彼の役割について次のように述べています。「アルミおよびその他の軽量素材製造の世代交代を手がけているBraidy Industriesチームに加わることに興奮しています。比類無い才能がある同僚らと働き、私たちはアパラチア地方に経済再活性化をもたらすという共通の目標を掲げています。」
オテロ氏はジョージア・サザン大学で会計学の学士号を、ウエスタンカロライナ大学とマンハイム大学で経営修士号(MBA)を取得しました。
Braidy Industries, Inc.について:
Braidy Industries, Inc.はアルミ製造に国内変革を導き、現在、商業用で使用されている金属より軽くて強く、また効率よく使用でき、環境にやさしい金属合金に移行するために設立されました。当社の最初のプロジェクトである、ケンタッキー州アシュランドの産業センターのイーストパークに最先端で二酸化炭素排出量が低いBraidy Atlasアルミ圧延工場をグリーン・フィールドから建設することで、Braidy Industriesが低コスト、低炭素で自動車産業や飲料缶産業にすぐ使用できる3000、5000および6000シリーズのシートを年間30万トン製造できる企業であるという地位を確立する予定です。Braidyの子会社であるVeloxint Corporationはマサチューセッツ工科大学(MIT)のインキュベーターに所属する、特許取得済みナノクリスタリン技術を用いた部品を製造する軽量ソリューション企業です。Braidyの子会社であるNanoAl LLCはナノクリスタリン技術をアルミに応用する分野の世界的リーダーです。
詳細については、www.braidy.comをご覧ください。