【広州(中国)2019年11月28日PR Newswire=共同通信JBN】中国の自動車メーカーGeelyは、11月22日から12月1日まで中国南部の広州市で開催されている第17回China Guangzhou International Automobile Exhibition(広州国際自動車展示会)で最新モデルを展示、一般の大きな関心を集めた。
モデルの1つであるGeely ICONは、同グループ2番目のB-Segment Modular Architecture(BMA)ベースのSUVである。Geelyの前衛的デザインが特徴で、コンセプトICONで示されていた機能の90%近くを搭載している。
別のモデルであるLynk & Co 01HEVは22日に同展示会で発表された。Geely Auto Group副社長兼Geely Sales Companyのゼネラルマネジャーであるリン・ジエ氏は、20万元以下の高性能ハイブリッドSUVである同モデルは、ハイブリッド車や省エネ車を購入するユーザーに新しい選択肢を提供すると述べた。
この2モデルは、競争の激しい自動車市場で勝つというGeelyの自信の証である。リン氏によると、数年前に開始した技術への前向きな投資により、同社はコストを抑えつつ新製品を迅速に発表できるようになり、結果的に全体的な競争力が高まった。
同社は2018年に総売上高の6.4%に相当する約210億元を研究・開発(R&D)に投資、過去10年間のR&D投資は計約1000億元に上る。中国の杭州と寧波に加え、イエーテボリ、コベントリー、フランクフルトに計5つのエンジニアリングR&Dセンターを開設したと述べた。
さらにGeelyは、自動車の製造からモビリティー旅行サービス提供への転換に取り組んできた。例えば、環境に優しいモビリティーソリューションを市場に提供するため、Cao Cao配車サービスを開始。現在、中国の30以上の都市で4万台以上のCao Cao電気自動車が稼働している。
Geelyは自動車と部品の製造・販売、および旅行サービス、技術革新、金融サービス、教育、スポーツなどさまざまなビジネスに従事する国際的グループになった、とリン氏は語った。
オリジナルリンク:https://en.imsilkroad.com/p/309634.html
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191127/2655413-1?lang=0
ソース:Xinhua Silk Road Information Service