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【ユニオンシティー（米カリフォルニア州）2019年11月27日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊再生可能電力の大量送電を可能にする電力フロー制御技術で
National Grid Electricity Transmission（NGET）は、電力フロー制御技術企業であるSmart Wires（Smart Wires ）との間で5年間の枠組み合意を締結した。より大量の再生可能電力を効率的に顧客に送れるようにすることで、英国の電力供給網の脱炭素化を支援する。
NGETは、モジュール式電力フロー制御技術を使用し、既存のネットワークをより有効に活用することで送電能力を高める。ネットワークに接続されている発電と需要が変化するとネットワークの電力フローが変化し、回路の負荷が不均等になる可能性がある。一部の回路は最大容量に達するが、他の回路はその限界を大きく下回っている。電力フロー制御装置を導入することで、NGETはコミュニティーや環境への影響を最小限に抑えつつ、再生可能発電を制限する混雑を迅速に低減させるツールを電力システム事業者に提供できる。
NGETは2020年に5つの設置を進める。これらのプロジェクトは、3つの境界をまたぐ境界能力を計1.5ギガワット向上させると見込まれている。
Smart Wiresの電力フロー制御デバイスは、公益事業者が現在のインフラの効率と弾性を高めることを可能にする。この技術はモジュール式であるため、迅速に設置でき、移動も容易なため、柔軟性が非常に高い。NGETは、ネットワークのニーズの進展に応じて同技術の展開を調整できる。
カリフォルニア州シリコンバレーにあるSmart Wires Global Research and Development Centerを訪れたNational Gridの送電部長兼主任電力エンジニアのデービッド・ライト氏は「NGETは、Smart Wiresとの今回の契約締結を喜んでいる。これは、クリーンで手頃な価格のエネルギーを顧客に提供するという当社のコミットメントの好例だ。当社は既にSmart Wiresといくつかのイノベーションプロジェクトを完了させており、彼らの技術とプロ意識に感銘を受けている。あらゆる場所の電力網がよりインテリジェント化、デジタル化し、制御可能になる世界が間もなくやってくる。NGETはこの移行のリーダーになる。そして、Smart Wiresのような技術が間違いなく、このような未来の大きな部分を占めることになる」と語った。
これに対し、Smart Wiresのグレッグ・ローテンバーグ最高経営責任者（CEO）は「NGETは、真のグローバルリーダーシップと気候変動との闘いへの誠実なコミットメントを発揮している。既存のインフラを最大限に活用することで、NGETは大規模な脱炭素化を実現するために必要な転換的変化を受け入れている」と語った。
Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1036114/NGET_at_SW.jpg
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