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SANY、海南省で初となる建設機械リマニュファクチャリング拠点の操業を開始

SANY Group
2025-12-30 23:37 21

東方(中国)、2025年12月31日 /PRNewswire/ -- SANY Groupは12月23日、海南省東方市において、同社初となるグローバルな建設機械リマニュファクチャリング拠点であるSANY Hunan-Hainan Intelligent Manufacturing Industrial Park(以下「同工業団地」)の操業を正式に開始しました。今回の操業開始は、SANYのグローバル化および持続可能性戦略における重要な節目を示すものであり、開業初日に東南アジアおよびアフリカから1億人民元(1,427万米ドル)相当の受注を獲得しました。

SANY Launches First Global Engineering Machinery Remanufacturing Base in Hainan
SANY Launches First Global Engineering Machinery Remanufacturing Base in Hainan

このリマニュファクチャリング拠点は、パイロット自由貿易区(FTZ)とパイロット自由貿易港が共同で整備した中国初の工業団地であり、湖南省と海南省の越境連携による発展をさらに推し進めるものです。両省の産業面および政策面での強みを生かし、中国企業のグローバル展開を後押しします。

2023年8月に着工した同工業団地の敷地面積は150ムー(約10ヘクタール)に及びます。総投資額は6億人民元(8,562万米ドル)で、フル稼働時には年間約7億5,000万人民元(1億702万米ドル)の生産高を達成する見込みです。

同工業団地は、国内外の市場に対応する地域の中核リマニュファクチャリング拠点および資源流通プラットフォームとして戦略的に位置づけられており、国内外から集まる建設機械の中核部品や中古機器の保守整備および再製造に注力しています。これにより、産業資源の循環的な再利用を促進します。

さらに、海南FTZの枠組みのもと、条件を満たす高付加価値の加工は関税優遇の対象となります。リマニュファクチャリングについても、保税監督下での実施が認められており、法人税および個人所得税の優遇措置が適用される場合があります。同工業団地は「双15%(Dual 15%)」税制優遇政策の適用を受けており、外部委託工程についても法人所得税15%への軽減が認可されています。

「本プロジェクトは、SANYにとってグローバル化、デジタル化、低炭素化への転換を深化させる重要な戦略的取り組みです。今後もSANYは、リマニュファクチャリングの新たな取り組みを推進し、産業資源の循環利用を拡大するとともに、建設機械業界全体のグリーン化と低炭素化に貢献していきます」と、SANYの会長であるTang Xiuguo氏は述べています。

 

ソース: SANY Group