【寧波(中国)2019年11月26日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部の沿海都市、寧波がその急速な経済発展で、最近同市を訪れた一部の東南アジア諸国の記者たちに感銘を与えた。
寧波市政府は最近、11月19日から23日にかけて、東南アジアの記者に同市の至る所を紹介するイベントを開催した。
イベントでは、マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポールの記者たちがインテリジェント製造と衣料品分野に的を絞り、AUX Group、Ningbo Cixing、JOYSON Electronics、Youngor Group、Peacebird Groupなどの現地企業を訪問した。
マレーシア紙オリエンタル・デーリー・ニュースの上級リポーター、リム・シオク・イエーン氏は「寧波はインテリジェント製造で極めて優れた業績を上げてきた。私が最も感銘を受けたのは、すべての企業が独自の企業文化の育成に専念していることである」と語った。
インドネシアのDetik.comの編集者、ヘステイアニンシー氏は、中国の大手繊維・衣料品企業であるYoungor Groupを訪問した際、同社のインテリジェント製造、特にレーザー切断技術に感銘を受けたと述べた。
Ningbo City Exhibition Hall(寧波市展示ホール)には「港は寧波の最大のリソースで、開放は寧波の最大の利点である」とのスローガンが掲げられている。
マレーシア紙シンチュー・デイリーの上級リポーター、リー・フアト・リアン氏は「今、私は寧波の開発の特性を本当に理解している」と語り、地理的制限によりマレーシアには寧波舟山港のような国際港はない、と述べた。
寧波舟山港は2018年、10億8000万トンの貨物を処理し、10年連続で世界第1位となった。昨年のコンテナ処理量は2635万TEUに達し、世界第3位だった。
Qianyang Economic Development Zone(チェンヤン経済開発区)は、中央ビジネス地区、工業地区、eコマース物流センター、住宅地区で構成されるeコマース地区である。総面積は16.5平方キロメートル。これは、寧波が数年前にクロスボーダーeコマースを積極的に開発する取り組みを始めてから建設された。
このeコマース地区は地理的に有利であり、世界最大の港に近く、その影響力は中国東部の長江デルタ地域に及んでいる。シンガポールのChinese Headline New Mediaのリー・リー記者は「この地区には明るい未来があると信じている」と語った。
イベント中、記者団はまた、Tianyige Museum(天一閣博物館)、Ningbo Museum(寧波博物館)、Ningbo City Exhibition Hall(寧波市展示ホール)などの文化的サイトや博物館を訪問した。
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