【深セン(中国)2019年11月18日PR Newswire=共同通信JBN】「開放とイノベーションを通して大湾区を活性化する」がテーマの第21回China Hi-Tech Fair(中国ハイテク見本市、CHTF 2019)が2019年11月13日、中国深センで開幕した。来場者はノーベル賞受賞の講演者だけでなく地元や世界のトップのハイテク企業にも出会うことができる。
広東-香港-マカオ大湾区のテクノロジーの成果を紹介するCHTF 2019は主要展示者、特に大湾区企業のために、会場来場者とは別により多くの人びとにも見てもらえるように、オンラインのVR展示ホールをつくった。
Chamtent Technology(ブース2G69)は、スマート家庭製品に特化し、生活をより効率的にするために現代的な住宅コミュニティーで使われるHyperLink Automatic Waste Recycled System(ハイパーリンク自動廃棄物リサイクルシステム)だけでなく、スマートごみ箱のような環境にやさしい製品シリーズも開発してきた。
ISUKE Technology(ブース2D31)は、専門医療機関と個人の両方のための健康管理に重点的に取り組んでいる。同社の革新的な健康情報収集機器(非着用のAI健康モニター、スマートブレスレットなど)とソリューションは健康データを追跡、管理できる。
Kenqing Technology(ブース1D46)は、強化されたウエラブル外骨格型ロボットの開発、生産を専門に扱っている。展示されたKnight外骨格型は人体の腰と下肢に装着し、リアルタイムで速度、角度、方向をモニターし、下肢を確実に伸ばしたり曲げたりできるようにする。
そのほか、多数の世界的に著名な科学者、インフルエンサーが現在行われているCHTF 2019のChina High-tech Forum(中国ハイテクフォーラム)で講演する。
未来学者トマス・フレイ氏は「Hello 2029」と題するスピーチで次の10年について話す。フレイ氏とゲストはまた5Gとその未来に関する話題について意見を交わす。
インターネット・オブ・シングス(IoT)技術のパイオニアとして、チューリング賞を受賞したジョセフ・シファキス氏がパネルディスカッション「New Era, New Technology, New Economy(新時代、新しいテクノロジー、ニューエコノミー)」で新たな光を当てる。
インダストリー4.0の父クリストフ・マイネル博士は「AI+ - Everything is Possible(AIプラス すべてが可能に)」と題する講演をした。一方、IBM、バイドゥ、アリババ、HKUST、マイクロソフト、インテルの上級マネージャーがAIプラス分野における最新のトレンドを話し合う。
ノーベル生理学・医学賞受賞のエルヴィン・ネーアー氏はフォーラムで人間の脳の神秘について意見を交わす。
海外からの来場者はCHTF 2019への入場は無料。詳細情報やサービスはhttp://www.chtf.com/english/Info/ForVisitors/DRegistration/を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191115/2644438-1?lang=0
ソース:China Hi-Tech Fair Organizing Committee