【北京2019年11月13日PR Newswire】高性能太陽光発電(PV)製品の世界大手メーカーであるJAソーラー(JA Solar)は、32MW太陽光+蓄電施設にPERCモジュールを供給したと発表した。この施設は北海道の最大級のPVプラントで、グリッド接続に成功した。このプロジェクトは太陽光発電および蓄電技術の革新的な大規模利用を象徴するもので、同地域での再生可能エネルギー開発推進において重要なマイルストーンである。
このプロジェクトは北海道東部の沿岸にある標津(しべつ)町に位置する。この地域の寒冷で風の強い気候と極端な気象条件は、ソーラーモジュールに高い性能を要求する。同プロジェクトにJAソーラーが供給する単結晶PERCモジュールは、優れた機械的荷重性能を備え、摂氏マイナス40度からプラス85度の気温、非常に強い風圧、低温、雪の多い条件など過酷な環境においても高く安定した出力を維持する能力を持つ。優れたアルカリ塩耐性は、ソーラーモジュールが沿岸地域のPVプラントの発電の安定したパフォーマンスと高い収益を保証することを可能にする。このプラントは年間3000万キロワット時の発電量が期待され、年間2万4180トンの二酸化炭素排出量を削減する見込みである。
太陽光+蓄電プラントは1万445キロワット時の蓄電池を備え、これはピーク時、オフピーク時の両方で発電プラントの安定した稼働を確かなものとするよう自己制御することが可能である。一方、蓄電システムは、地元の電力需要に基づき、インテリジェント制御システムにより出力を調節することが可能で、エネルギー消費をさらに改善し投資リターンを最大化する。
JAソーラーのジン・バオファン取締役会長は「蓄電は新エネルギー産業の開発において極めて重要だ。顧客と共に、太陽光発電および蓄電技術を組み合わせた新たな運用モデルを開発し、より効率的な応用に向けて業界を推進することは非常に喜ばしい。日本市場へのPV製品の大手サプライヤーであるJAソーラーは、高品質のPV製品と強い市場プレゼンスで地元の顧客に高く評価されている。この地域のより多くの顧客と協力することを楽しみにしている」と語った。
(日本語リリース:クライアント提供)