【台北2019年10月23日PR Newswire=共同通信JBN】
MozillaのFirefoxは今年、デフォルトで有効なプライバシー中心機能の製品への組み込みを推進している。これによりFirefoxは、Enhanced Tracking Protection(強化版追跡保護)としても知られるサードパーティのトラッキングクッキーやクリプトマイナーのブロックといった常時オン機能により、ユーザーにオンラインでさらなるプライバシーを提供する方法について当て推量を排除しつつある(https://tinyurl.com/y2hjjq8a)。Firefoxは7月2日以降、ウェブ上でユーザーを追跡しようとする4500億件以上のトラッキングリクエストをブロックした。
この作業の多くは実際にはユーザーには見えないところでひそかに行われ、Firefoxを使用する時は常にバックグラウンドでプライバシー保護が機能するようになっている。
しかし、プライバシーに対する脅威が増大している現在、ユーザーがオンラインでどのように追跡されているかをより視覚的に把握し、より適切に対処できるようにする必要があることは明らかだ。Firefoxが今日、Enhanced Tracking Protectionを備えたFirefoxブラウザーが自動的にブロックしたサードパーティやソーシャルメディアのトラッカーの数を示す無料レポートをユーザーに提供する新機能を導入するのはこのためである。
ある意味でブラウザーは、エンジンが行きたい場所に人々を連れて行き、ダッシュボードは走行速度やガソリンが必要かどうかなどの基本情報を伝える車のようなものだ。今ではほとんどの車がこうした基本を上回っており、ダッシュボードは、ブレーキをかける必要がある時や車が死角にある時など、従来よりはるかに多くの情報を人々に知らせ、基本的にドライバー保護のためにより多くの措置を講じている。車のダッシュボードと同様、Firefoxはブラウザー内に見やすいレポートを作成し、オンライン時のユーザー保護のために講じた追加的措置をユーザーに示す。これでユーザーは、知らない間に自分のデータや閲覧履歴を使うかもしれない誰かに追跡されていることを気にせず、楽しい時を過ごすことができる。
Firefoxのプライバシー保護レポートには以下が含まれる:
MozillaのFirefox Engineeringシニアディレクター、セレナ・デッケルマン氏は「業界はダークパターンを使用して、想像を絶する量のデータ収集に人々を「同意」させている。こうしたインターフェースは、ウェブを閲覧する際、行動の追跡を容認させるように設計されている。FirefoxのData Privacy Principles(データプライバシー原則)(https://www.mozilla.org/privacy/principles/)は簡潔かつ明確だ。われわれは、あなたのプライバシー、時間、および注目を尊重する。あなたにはより高い価値がある。Firefoxにとって、これは通常の業務だ。そして、われわれはこの哲学を、オンラインで他の人からあなたを守る方法に拡大適用している」と語った。
利用可能なFirefoxの最新バージョンのチェックとダウンロードは以下から(http://mozilla.org/firefox/new)
ソース:Mozilla
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