【北京2019年10月23日PR Newswire=共同通信JBN】
以下はScience and Technology Daily(科技日報)のリポート:
北京市人民政府、国家発展改革委員会、科学技術省、工業情報省は2019年11月20日から23日まで北京経済技術開発区(Beijing Economic and Technological Development Zone)で第1回World 5G Convention(世界5G大会)を共催する。大会の目的は、5G技術イノベーションと業界改革によってもたらされた機会を捉え、品質イノベーションリソースを収集し、5Gの成長と利用を促進することである。また、5Gの商業化を促進し、グローバル5G技術の交換と共同の進歩を促すことも意図している。
「5G Changes the World, 5G Creates the Future(5Gは世界を変え、5Gは未来を創出する)」をテーマとする大会は、国際化、ハイエンドのオリエンテーション、専門性を特徴としている。国内外での5Gアプリケーションの成長を後押しすることに重点を置いており、会議・フォーラムのセグメント、展示会セグメント、アプリケーションデザインコンペで構成されている。
大会では、最も権威のある見解とコンセンサスが表明される。最先端の新技術、新製品、新しいアプリケーションがここに展示される。ここでは、最先端のコンセプト、新しい創造的アイデア、新しいモデルが生成される。
大会には、世界的な情報通信で最も影響力のある科学者、世界的に知られている上流および下流の5G企業、5G業界のユーザー、有名な投資家が集まる。彼らは、フロンティア技術、業界動向、5Gセクターの革新的アプリケーションに関連する諸問題について議論する。大会は、会議、展示会、コンペにより、5G産業協力とリソース統合のためのグローバルなトップ・プラットフォームを構築し、世界の5G技術イノベーション、業界開発、アプリケーションシナリオの変革を促進し、5Gにおける世界的規模の共同イノベーションを推進し、その結果、5G産業を成熟に向け振興する。大会は、サプライサイド構造改革を促進する新たな原動力、実体経済を活性化する新たな機会、製造業パワーとサイバーパワーを構築するための新しいエンジンを提供し、ウィンウィンの協力指向の新しい国際関係と人類共通の未来へのコミュニティー確立に貢献する 。
大会組織委員会によると、フォーラムは開会式、メインフォーラム、サミットフォーラム、閉会式で構成される。将来の情報通信技術に関する国際セミナー、5G時代のメディア通信のイノベーション・開発サミット、発表された5Gアプリケーションデザインコンペの決勝戦が11月20日にまず開催される。開会式とメインフォーラムは11月21日午前に始まる。サミットフォーラムは11月21日午後から11月22日まで開催され、その期間中、「5G and Digital Economy New Motivation」、「5G and Global Operators」、「5G and ISO」、「5G Security」、「5G New Entrepreneur」、「5G+ Intelligent Education」、「5G+ Smart Medical Health」、「5G+ Smart City」、「5G+ Ultra HD Video」、「5G+ Smart Transportation」、「5G+ Intelligent Manufacturing」などのテーマの下で広範囲にわたる議論が行われる。閉会式は11月22日午後に開かれる。
さらに、11月21日から23日まで、大会は5Gの開発と応用に焦点を当て、約2万平方メートルの面積をカバーする展示会を開催する。「Exhibition Achievements, Forward-looking(将来を見据えた展示成果)」、「Smart City, Smart Life」、「Smart Transportation, Enjoy Travel(スマート輸送、旅を満喫)」、「Intelligent Manufacturing, Create the Future(インテリジェント製造、未来を創造)」、「Smart Medical Health, Healthier(スマートメディカルヘルス、もっと健康に)」、「HD Video, See the World(HDビデオ、世界を見る)」の6つのテーマの下で、5G開発の最新の成果とシナリオ適用事例を展示することが狙いだ。
それまでに、5Gインテリジェントアプリケーションが会場を完全にカバーし、双方向性、将来性、体験を完全に反映する。
展示会では、政策リリースと戦略的協力契約の調印式が行われ、多くの5G研究結果と権威ある意見が発表される。一方、いくつかの新製品発表イベントが開催され、5Gの革新的アプリケーション製品と技術で達成された成果が公表される。
さらに、大会は5Gデモシナリオソリューション用のソリューションを募集し、発表された5Gアプリケーションデザインコンペを開催する。
共催者の1つである北京市人民政府は5G業界のアプリケーション開発を積極的に推進してきた。今年、北京はBeijing 5G Industry Development Action Plan (2019-2022) (2019-2022年北京5G産業開発行動計画)を発表し、「1551」プロジェクトの実施を提案した。最初の「1」は、中高周波コアデバイステクノロジーと他の重要なリンクのブレークスルーを指す。2つの「5」は、5つのシナリオの5種類のアプリケーションを示す。5種類のアプリケーションとは、5G自動ドライブ、医療健康、産業インターネット、スマートシティー、ウルトラHDビデオで、これらのデモンストレーションが北京のサブセンター、北京大興国際空港、2019年国際園芸展示会、2022年冬季オリンピック、長安街沿いのアップグレードという5つの主要なプロジェクトとアクティビティイベント会場で行われる。最後の「1」は、最終的に開発される5G業界の新しいビジネスタイプのバッチを意味する。
大会への参加、展示会への参加、コンペ参加のための登録チャンネルが開設されている。詳細は公式ウェブサイトwww.w5gc.com を参照。
ソース:Science and Technology Daily