【北京2019年10月18日 PR Newswire=共同通信JBN】新華社通信の中国経済情報社(China Economic Information Service、CEIS)とFitch Solutions(フィッチソリューションズ)は中国貴州省南西部のツオレ村で15日に開催されたフォーラムで、一帯一路構想(BRI)下での東南アジア諸国連合(ASEAN)におけるビジネス機会に重点を置いたリポートを共同発表した。
中国語と英語で発表された同リポートは新華社通信の経済情報の統合的管理と運営の主体であるCEISと、金融情報サービスのグローバルリーダーであるフィッチグループ傘下のFitch Solutionsによる共同商品で、一帯一路建設の参加者に貴重な参考情報を提供することが目的である。
CEISのXinhua Silk Road部門副ゼネラルマネジャーであるガン・フェン氏は、一帯一路がもたらした産業と市場の開発機会についてCEISとFitch Solutionsが共同で調査し、共同で世界に向かって調査結果を発表するのはこれが初めてであると述べた。
同リポートはインフラ建設、電力、通信、消費財、自動車、その他の産業における開発と機会を分析したもので、インフラ建設の機会は主にアジア太平洋地域にあり、電力開発の機会はアジア、アフリカ、中東に集まっていると言及している。
同リポートによると、通信の機会は主に関連するインフラ建設、データセンター、スマートシティー、その他の分野にあり、繊維、家電、コーヒーといった消費財の機会はロシア、ベトナム、中国の香港に、自動車の機会はアジア太平洋地域とサハラ以南アフリカにある。
Fitch Solutionsのインフラストラクチャー調査担当グローバル責任者、リチャード・マーシャル氏は、中国とASEANは運輸、水とエネルギーのインフラ、住宅建設その他分野で幅広い協力の機会を享受していると述べ、インドネシア、ベトナム、ミャンマーその他の国は投資の焦点になるだろうと付け加えた。
2016年から4年連続で開催されているツオレ・フォーラムは貴州が開放を深化させ、中国企業が世界に向かうことを支援する上で重要な交流プラットフォームになっている。今年のフォーラムのテーマは「Integrating into Belt and Road Construction and Sharing Benefits of An Open World Economy(一帯一路の建設に統合し、開かれた世界経済の恩恵を共有する)」である。
オリジナルリンクはhttps://en.imsilkroad.com/p/308800.html を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191016/2612743-1?lang=0
ソース:Xinhua Silk Road Information Service