【南京2019年10月18日PR Newswire=共同通信JBN】第2回International Green Energy Development Conference(IGEDC、国際グリーンエネルギー発展会議)が16日、中国東部の江蘇省揚中で開幕した。会議の今年のテーマは、グローバルなグリーンエネルギーの利用と都市の高品質な発展である。
会議は、中国経済情報社(China Economic Information Service、CEIS)、China Photovoltaic Industry Association(中国太陽光発電産業協会)、Renewable Energy Specialized Committee of China Energy Research Society(中国エネルギー研究会再生可能エネルギー専門委員会)などが共催した。
国内外の専門家と企業家が出席した会議は、グリーンエネルギー利用における最新テクノロジーと実用的な事例を探究・紹介し、国際協力のプラットフォームを構築することを狙いとする。
会議の組織委員長でAustralian Academy of Technological Sciences and Engineeringの学者であるシー・チェンロン氏は「第1回IGEDCは2017年に揚中で成功裏に開催され、同市の実践方法はグローバルなグリーンエネルギー発展、都市のグリーン変革および生態文明構築のモデルを設定した」と述べた。
出席した専門家らは、グリーンエネルギー開発は国際社会がエネルギー不足に対処する重要な方法であるだけでなく、中国が環境保護を強化し、エネルギー安全保障を確かなものとし、エネルギー構造を向上するための戦略的な選択だと考えている。
CEISのシー・ユーチャン会長兼社長のは、世界の先見の明のある人々と責任ある国々はグリーンエネルギー開発に一層重きを置いており、グリーンエネルギー産業の将来は一段と明るくなるだろうと述べた。
グリーン開発は揚中の名刺のようなものになった。中国共産党揚中市委員会のイン・ミン書記は、揚中市はグリーン開発にコミットしており、グリーン産業がグリーン開発に導かれるところに自らの道を築き、グリーン消費がグリーン都市に恩恵をもたらし始めていると述べた。
揚中は、2020年までに本島での石炭消費ゼロと100パーセントグリーンな住宅電力消費の実現、2030年までに全市での石炭消費ゼロと100パーセント再生可能エネルギーで二酸化炭素排出量ゼロの達成を目指している。
今年の会議はメインフォーラムと3つのサブフォーラムで構成され、後者はそれぞれ、一帯一路沿いのグリーンエネルギーでの国際協力、養魚場および農業と太陽光発電との持続可能かつ補完的な開発のための人工知能促進、エネルギー・インターネットを扱う。
会議の開催中、CEISはAnnual Development Report of Global Green Energy Applications(グローバルなグリーンエネルギー利用の年次開発報告)とReport on Belt and Road Green Energy Investment Environment(2019)(2019年「一帯一路」グリーンエネルギー投資環境報告)を発表した。
原文へのリンク:https://en.imsilkroad.com/p/308819.html
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