【西咸(中国)2019年10月16日PR Newswire=共同通信JBN】The 2019 Xixian New Area International Forum on Innovative Urban Development Model(革新的都市開発モデルに関する西咸新区国際フォーラム、IUDM 2019)が10月13日開催され、12カ国以上の政府関係者、企業、専門家および学術機関が参加し、中国陝西省西咸の「質の高い都市開発」について議論した。
陝西省のチャン・グイ副省長は開会のあいさつで、都市開発が「スピードから質へ」と焦点を移したと指摘した。西咸新区(Xixian New Area)は、新たな都市化パラダイムを創出するため都市計画、建設技術、環境保護、文化遺産保全、および都市と農村の統合における革新的なアプローチを探求しており、このフォーラムはグローバルなパートナーが都市の革新と開発の新たな方法を発見するためのプラットフォームとなっている。
陝西省西安の新しい地区で、革新的都市開発としての大西安経済発展の主要な拠点である西咸新区は、石炭を使用しない、中深度の地熱サプライチェーンなどの新技術による大規模な都市開発の手本となっている。先進的な製造業、電子情報、航空、科学的研究開発、文化観光、企業支援の拠点を強調するこの新区は、新興産業が自由貿易ゾーン、ハイテク都市、中国西部へのイノベーションポート、および中ロイノベーションパークなどの最もオープンで革新的なプラットフォームに参集するのを支援している。
IUDM 2019は、都市計画、建設、保存、および持続可能な開発に関するグローバルな協力に焦点を当てている。特別フォーラム、展示会、訪問やイベントには、Sustainable Urban
Development in Nordic Countries(北欧諸国の持続可能な都市開発) やInnovation Development in National New Area.(国家新地域のイノベーション開発)などが含まれる。
ノルウェーの経済学者でノーベル賞受賞者のフィン・E・キドランド氏はフォーラムで、経済的観点からは資本と労働は製品とサービスを生み出すが、生産の際の最も重要なプロセスは技術、生産方法、人工知能におけるイノベーションを必要とする技術開発であると語った。さらに同氏は、特に新興起業家や小企業にとって経済をより持続可能にするには金融開発が不可欠であると考えているという。
China Urban and Small Town Reform and Development Center(中国都市・小都市改革開発センター)ディレクターのシー・ユロン氏はフォーラムで、西咸新区の革新的な都市開発の実践が内陸部、特に中国西部地域へのサンプルを提供することができる、と述べた。学術機関、大学、専門組織への人材登用システムと革新的な開発のためのインキュベーション・プラットフォームの確立が、生産、研究、投資からなる製品の商業化のエコシステムを構築した。
地域開発の課題に取り組むためフォーラムは、諸都市が新しいコンセプトを適用し、知識を共有し、世界の都市開発に貢献するために中国やその他の国々との間でコンセンサスを構築するのをサポートした。
http://en.xixianxinqu.gov.cn/ を参照。
▽西咸新区(Xixian New Area)について
西咸新区(Xixian New Area)は、革新的な都市開発モデルをテーマとした初の国家的新区である。この新区は創造的な都市計画とエコロジカルな優先事項を備えた都市・産業統合により主導されている。目標は、生態系、居住性、ビジネス環境の向上を伴う現代的で持続可能な都市を創造することである。
ソース:Xixian New Area
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191015/2611105-1?lang=0