【蘇州(中国)、サンタクララ(米カリフォルニア州)2019年9月20日PR Newswire=共同通信JBN】データセンターオプティクスのリーダーであるInnoLight Technology (Suzhou) Ltd.は20日、アイルランドのダブリンでのECOC 2019で、業界初の400G QSFP-DD ER4-Lite光トランシーバーの発売を発表した。ER4-liteモジュールは温度に応じて10W以下で動作し、400G DCIキャンパスおよびメトロ・アクセスコネクティビティーにとってコストと電力消費の最も効率に優れたソリューションを提供する。さらに、InnoLightは400G QSFP-DD、400G OSFP、100G QSFP28 Single Lambda 400Gオプティクスを含め、業界で最も広範な400G光トランシーバーのポートフォリオも展示する。これらの製品とライブデモはECOCのInnoLightブース(271番)で見てほしい。
400G QSFP-DD ER4-Liteは、EML TOSAとAPD ROSAをLWDNグリッドマルチプレクサーおよびデマルチプレクサー技術と組み合わせている。DSPギアボックスは25GB PAM4シグナルの8チャンネルを50GB PAM4シグナルの4チャンネルに変換するために使用される。8チャンネル・リタイマーはDSPに組み込まれている。電気的インターフェースは送受信機のIEEE 802.3bsとQSFP-DD MSAに準拠し、光インターフェースはデュプレックスLCコネクターでIEEE 802.3bsに準拠している。
InnoLight Technologyのオサ・モク最高マーケティング責任者は「当社のQSFP-DD ER4-Liteオプティクスは、単一のデュプレックスファイバーで30-40キロ以上の送信距離で400G帯域をサポートするように設計されている。これは10W以下の低電力消費で、QSFP-DDフォームファクターで最高のフェイスプレート密度を提供する。このモジュールは、キャンパスないしはメトロ環境にあるデータセンタークラスターに接続するために必要な超高帯域に対処するには理想的なソリューションである。ER4-LiteのOSFPバージョンは申し込みに応じて入手可能である」と語った。
▽InnoLightについて
InnoLightは、次世代クラウドネットワークの高速帯域を拡大するハイスピード光トランシーバーを設計、製造、販売する。中国・蘇州に本社を置き、北京、深セン、台湾、シンガポール、米カリフォルニア州にオフィスがある。InnoLightのソリューションは、クラウドデータセンターの持続可能な成長に不可欠な優れた技術性能、圧倒的な価値命題、製品化までの時間の優位性を提供する。詳細はウェブサイトwww.innolight.com を参照。
ソース:InnoLight Technology (Suzhou) Ltd